【DTMクラシック】J.N.フンメル / ピアノソナタ第7番 ト長調
さて、今回Dorico 5 proという楽譜ソフトを導入してテストがてら初めて製作してみました。それぞれのソフトには癖があるので、初めて使うときは悪戦苦闘。今回は簡単なピアノ曲のはずが。。かなり時間かかってしまいました。
私は楽譜の清書を目的として使っているのではなく、midiデータ打ち込みソフトとして使っているので、強弱記号やテンポ指示は譜面通りではなく、できるだけ自然に聞こえることに重きを置いていて、これまではDawソフトに移してから細かな編集をやっていますが、Doricoではヴェロシティもvst音源指定もリバーブもmix masteringに近いところまで出来ます。今回はチャレンジとしてDorico1本で完結させてみました。そして演奏用には使えない譜面のPC画面をそのまま収録してアップしています。
ピアノソナタ第7番 ト長調(※3つのソナチネ(1795年)より)は、8番9番とともに作品番号がなく、1795年頃 フンメルの10代の作品であろうとされていますが、真偽が疑わしい作品ともされています。
10代のフンメルの他の作品と比べると、技巧的には平易なソナチネとして書かれていますが、モーツァルトやクレメンティの作風を倣って作られていた10代の他の作品とは違い、ウィットに溢れ、癖というか、そういうものが異質だということが聞いていてわかると思います。
実際に後期のしかも晩年の個人的な作品でレッスン用なのか何かでは?という学者も実際にいらっしゃいます。
Programming Music
J.N.Hummel/Piano Sonata No.7 in G(1795)
1.Allegro con spirito.
2.Finale.Allegro.
Sheet score createed by Dorico 5
Computer Programming : Hummel Note
Sound:HALion Sonic 7 YAMAHAS90 ES Piano
Mix & Mastering:Dorico 5