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【DTMクラシック】フンメル/フルートとピアノの為の変奏曲 ト長調,Op.14
Hummel,Johann Nepomuk
Variations for Flute and Piano in G,Op.14
Based on a Romance from Une folie by Etienne Nicolas Méhul
Sheet score createed by MuseScore4
Computer Programming : Hummel Note
Sound:GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5/ARIA
Mix & Mastering:SSW10 Lite
この曲はメユールのオペラ「愚挙」のロマンス「わたしはまだ青春」の主題による6つの変奏曲とロンドで構成されている小品で1803年に出版されました。
フルートパートはアマチュアでも演奏できるよう簡易に書かれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1707657019463-NZpQRDYkiR.jpg)
エティエンヌ・ニコラ・メユール(Etienne Nicolas Méhul)は, 1763年6月22日生まれのフランスの古典派の作曲家です。24曲の歌劇を残していることからわかるようにオペラ作曲家といえます。
ピアノソナタや4曲の交響曲、バレエ曲などが現代でも聞くことができますが、その代表的な歌劇の録音はほぼないに等しいです。
メユールが有名になったのはモーツァルトの死後、特に1800年以降といえます。このテーマとなった愚挙(Une Folie)という歌劇も1802年に初演されているので、フンメルは最新のヒット歌劇のアリアを取り上げていることとなりますね。
メユールの交響曲は古典派としては斬新な和声を駆使した第一番やハイドン、モーツァルトの影響が大きい第二番など面白いので、古典派好きの方はぜひ一度聞いてみてください。
今回の映像について
今回映像に使用したスコアは、打込で利用したMuseScore4のキャプチャー画面そのままです。音源にはVSTのGARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5、MIXとマスタリングを別ソフトで作成しています。
実際の譜面とはことなり、トリルを実音で打ち込んでいたり、テンポ指定があらゆるところにあったり、強弱記号も聞きながらバランスをとって打ち込んでいますので、演奏用としては適していません。