七対子のカギは3と7
みなさんは七対子を狙う時、どんな牌を大切にしていますか?恐らく一九字牌を温存している方が多いと思います。
もちろんその牌も大切なのですが、最も大切にすべき牌は他にあるんです。
今日はそんなお話^ ^
【尖張牌の使い分け】
七対子で最も大切なのは尖張牌。つまり3,7です。
3,7をいかに使い分けられるかで七対子のアガリ率は大きく変わります。
まず、基本尖張牌には頼らないでください。
他家から出にくい、危険牌になりやすいなどの問題を抱えてるうえに、性質的に重なりにくいです。
大切と言っておきながらいきなりこんな話をしていますが、「37は頼りにならない」と覚えておくことが重要です。
しかしながら、なんでもかんでも尖張牌から切れば良いと言うわけでもありません。これが今回の話のキモ。
ということで今回は「文月流 重なる37集」をいくつかご紹介したいと思います。
・順子の中の37
順子を構成する37(234の3や789の7など)は重なりやすいです。
私のnoteで何度も登場している尖張進化論というやつですね。
・配牌の37
こちらご覧ください
配牌でこのように37しかない色(今回は萬子)があったら両方重なります。上の牌姿では、3mと7mどちらも対子になりやすいということです。(一色尖張牌)
・波
尖張牌には波があります。
重なり出したらどんどん重なるということです。
配牌で37の対子が多かったり、意図していなかった37が対子になったりと、我々が手を施さずとも尖張牌の方から重なりに来てくれることがあります。これが尖張牌の波です。
このような波を観測した場合、手にある全ての尖張牌を大切に取り扱ってください。恐ろしいほどに重なります。波は多くの場合早めに現れるので、一段目の河までに波が来ているがどうか判断しましょう。
なお、最後の待ちのポイントとして、なるべく3と7のバランスが取れるようにしてください。
例えば3p,7s,7mが対子で、手には3mと7pが残っているといます。この場合、3m単騎で立直をかけてください。
波が来ている時は3377になるようなバランスがポイントです。
・一種は重なる
尖張牌は重なりにくい、という話を冒頭でしましたが、実際のところ尖張牌のうちどれか一種類は重なることが多いです。手牌に37の対子が手に一つも無い時は尖張牌への意識を強めてみてください。
【まとめ】
その他の理論も含めれば重なるであろう37のケースはもっとあるのですが、今回は37限定のものに絞って紹介しました。
頼れる尖張牌は残す、何の要素も無い尖張牌は一切残さないという尖張二分割打法が七対子ではとても大切です。
お試しあれ〜
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