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オカルト式ビタ止め!!

以前、こんな記事を書きました。
「流れが悪い時に立直がかかったら、一発目にロン牌を掴まされる」と。
今回はその実戦例をご紹介します。


その日最初の対局。
下家から立直がかかり、一発目に1mを引きました。


どうせ聴牌したら1mか4m切るし、河の情報も少ない。そして何より今日の自分の調子を計測するという意味合いも込めてツモ切ったところ…

見事8000点の放銃。
まさに悪い流れが来ているなと感じました。
そして次局。

対面から立直がかかり、一発目に5pをツモりました。
今の状態を考えると、この5pはロン牌そのものだと読めます。また、5pのスジである2p8pも要警戒。
ここは5pを押さえて聴牌を目指そうと考えました。

そして15巡目にてカン6sを入れて聴牌。残り巡目が少ないので、連荘のために聴牌は取りたいところですが、5pを切らなければいけません。
2pが通っているので、中筋ぐらいは行っても良さそうにも見えます。
…しかしここは我慢して9m切りとしました。

すると次巡3pがくっついて聴牌。これは良い感触があったので無筋の8mを切って立直してみました。ロン牌は5pなので、8mでロンされることは無いと考えられます。5pとまだ通ってないスジの8pさえ切らなければ実質無敵。
その後どちらもアガれず流局となりましたが…



対面の待ちがズバリ58p!!
ビタ止め大成功です。

(なおこの後他家にツモられ続けラスで終わりました。)

さて気を取り直して次です。

対面から立直がかかり、一発目に5sをツモりました。
前局ラスに加え東四局1本場でありながらノー和了。2着ではあるものの、決して良い状態とは言えません。
そんなところで掴んだこの5sはほぼ確実にロン牌です。

しかしその後すぐに2sが通り、

上家が8sも通しました。
こうなると5sも通りそうに見えますが、油断大敵。
カン5sや単騎などの愚形が残っています。筋が通っても安心できません。
その後も5sだけは切らないように進め、結果流局となりました。
そして対面が手牌を開けると…






やはり5s待ち!!
デジタル的な読みではなく、オカルト的な読みで止めることができました。


不幸とは連続して起きるものです。流れが悪い時の一発目は充分に注意してください。
文月でした。


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