配牌から予測する対子
今回は配牌の時点で対子になる牌を見極める基準についてのお話。
以前も配牌に関する対子の増やし方はご紹介したのですが、それとは違ったものを新たに3つ公開します。
・配牌最不要数牌
面子手において機能しなさそうな牌、いわゆる孤立牌は対子になりやすいです。例えばこちら。
こんな配牌をもらいました。
字牌に目を瞑ると、最も不要な牌は1mですよね。こういう第一打に切られてしまうような数牌は重なりやすいと覚えておきましょう。
第一打がなんか裏目るなぁという意識はここから来ています。
・679の法則
配牌で679と持っていたら、その9は重なりやすいです。
配牌はこちら。
萬子が679の形ですので、9mは重なると考えられます。
また、最も不要な数牌と捉えることもできるので、配牌最不要数牌的にも重なりやすいです。
注意点として、134や457などの他の数字では特別効力を発揮しません。679の時のみです。また、6789のように最初から間が埋まっている場合も使えません。
・二萬マジック
配牌で2mがあったら重なります。
…なんてお手軽なんでしょうか!!
「そんなお得な話があるわけない」と思った方。私もそう思います。でもこれが長らく研究した結果です。まさに魔法。
【注意点】
配牌関係の理論は、多くの場合後から成立しても効力は薄いです。
例えば679の法則ですが、配牌で67と持っていて、後から9を引いてきてもそこまで効力はありません。
配牌で揃っていることが重要です。
ということで今回は以上。
以前紹介した単独孤立牌と一色尖張牌、そして今回の3つを合わせれば、配牌時最大5つの対子を見据えることができます。
みなさんもぜひ^ ^