爆速七対子手順
おはようございます、文月大獅です。
先日、とある参加型配信で打たせていただきました。
毎週参加しているのですが、先週、先々週の対局では一度もトップを取れず。昨日の対局で久しぶりのトップを取りましたので、そのときにアガった七対子を振り返ろうと思います。
東三局、東家。配牌はこちらです。
なかなかの好配牌…!なのですが、配牌で4対子あっても河の情報が無いせいで七対子を狙うのは案外難しかったりします。まあ1対子とかよりは圧倒的に早いですがね。
さて、第一打に何を切るかという話になりますが、私は8pを選択しました。
まず注目すべきは3p。私はこの時点で「3p単騎の立直をかけたいなあ」と思っていました。普段私のnoteをご覧いただいている方はすぐに気づくかと思いますが、これは尖張進化論の考え方です。尖張進化論とは、順子の中にある37は重なりやすいという謎の理論。
信じるか信じないかはあなた次第…..ではありますが、非常に信頼のできる理論だと私は感じています。どうしてもこの待ちで立直したいです。
そうは言っても、最後の待ちになるより先に重なってしまうこともありますよね。そのケースを考えると、壁の外側で2pも重なりやすくなります。
他の記事でも触れていますが、33に対する2や、88に対する9など、対子や暗刻の外側はデジタル的に重なりやすい性質があります。
したがって、2p3pは残すことにしました。壁の外側で考えると、7m対子の外側の9mも残します。
7pは土田プロの力をお借りするので、最後は8pと3sの比較です。
普通は尖張牌の3sより外側の8pを残すところですが、1sや4sが入った時に尖張進化論が使えるのでとりあえず8pから切りました。正直どちらが先でもあまり変わらないとは思います。
では次巡に移ります。
2巡目で2pが重なりました。なんともう一向聴です。ここで重ねられたのは大きいですね。
ここでは8pと迷った3sを切りました。
次に引いてきたのは發。七対子をやるなら普通は残したほうが良い牌ですが、極力字牌に頼らず数牌を使いたいというこだわりがあるのでツモ切りました。
ここで9mを引いて爆速聴牌。
3pと7pの比較ですが、尖張進化論の力をここで証明しようと思っていたので、3p単騎にしました。正直7pも良さそうなのですが、私が尖張進化論を使わないで誰が使うんだと思い、気合の3p単騎。
…..一発目に持ってきたのはまさかの發。場に二枚、表示牌に一枚あるので山には残り一枚です。こんなラス牌持ってくるかね…。
一発ツモは逃した形になりましたが、こんな字牌でアガっても面白くないですよね。後悔はあまりありませんでした。
しかし悪夢は終わらず…..。
まさかの7pと8pも裏目。苦しいですね。
まあ正直なところ、河の情報が一切得られない第一打と、最後まで残していた7pですから、ここの裏目も仕方ない方かなといった印象です。
3pさえツモれば関係ありませんしね。
ここでまさかの追っかけ。
そろそろツモらないとやばいなあと思っていたら…
直後に3pツモ。
無事和了することができました。
ちなみに、他家の手牌も確認してみたところ、私が立直をかけた時点で
發:山に一枚
7p:山に一枚
8p:山に三枚
3p:山に三枚
でした。
發と7pに関しては運悪くラス牌をツモってしまったというだけなので、山に残っている枚数的にはミスしていませんね。
さて、私の七対子はまだ終わりません。
東四局、北家。配牌はこちら。
2着との差が1400点しか無いので、サクッとアガってトップのまま終わりたいところです。
さて、この配牌から何を狙うのが良いでしょうか。
…ズバリ、七対子一択です。
2対子しかありませんが、アガリが欲しいオーラスで対子が少ない時は逆に七対子になりやすいという性質があります。以前、七対子を狙いやすい局という記事で紹介した内容です。
ですから、面子手を狙う気はほぼありませんでした。
次巡でさっそく4pが対子になりました。ここは穏やかに6p切り。
そして持ってきたのは白。この白で完全に七対子一本で行こうと決めました。防御力を上げつつ重なりも期待できますからね。
打5mとしました。
5巡目、7巡目でさらに対子が増え、七対子の一向聴になりましたが、上家から立直がかかっています。
どうしようかと考えていたところで、、
こちらも聴牌。
とりあえず現物の4mを切って8s単騎に構えました。
その後対面さんから出まして、ノーミス七対子を和了。
無事トップで対局終了しました。
ということで今回は以上です。
久しぶりのトップ&良い感じの七対子で、今まで書いてきたnoteの内容も活かせていたのでこんな記事を書いてみました。どなたかの参考になればと思います。
文月でした。
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