配牌七対子一向聴の手筋 【手順解説】
※閲覧注意!オカルト含みます!
おはようございます。文月大獅です。
今回の手順解説は、配牌で七対子一向聴だった場合の打ち方。
ぜひ参考にしてみてください。
また、牌譜はサブアカにて行っている四麻門前縛りから抜粋したものになります。
東2局3本場、南家。
配牌はこちら。
第一ツモで1mが重なり、早くも七対子一向聴になりました。
まずデジタル的な七対子の狙い方ですが、河の情報が全く無い状態では手も足も出ません。とりあえず19字牌を残して進めるぐらいのことしかできないです。
つまり、配牌七対子一向聴を攻略するカギはオカルトにあります。ここは文月流対子定石講座上級編②で紹介したシステムを利用しましょう。
上級編②で扱ったのは「配牌一向聴の攻略」でした。上の牌姿は第一ツモで七対子一向聴になった形なので、正確には配牌一向聴と異なるのですが、講座内でも解説した通り、多少の効力は落ちるものの全く発動しないというわけではありません。
ということで上級編②の内容を振り返ります。
・第3、第4ツモ
配牌七対子一向聴における第3ツモは対子エネルギーが高く、何かが重なって聴牌したり、後々対子になる牌を引いてきたりします。配牌七対子一向聴の運命を分ける重要な巡目です。
また、第4ツモにも似たような効果があり、第3ツモほどではないもののアテになります。
・19字牌をアテにしない
配牌七対子一向聴では外側の牌や字牌が重なりにくい傾向にあります。対子エネルギーが高い状態と似た感じです。
つまり上の牌姿なら字牌の東と白、端に近い8pから切ることになります。3pもそこまで期待できるわけではないですが、他に比べたらマシなのと、七対子決め打ちの第一打で尖張牌を切ることは御法度(上級編①)なので残します。
第一打は8p切りとしました。
第2ツモは3m。引き続き字牌を切ります。
そして次のツモ牌が大事。
第3ツモは2mでした。聴牌こそしませんでしたが、優秀な対子候補が手に入ったといえます。
東切り。
4巡目のツモ牌は9s。第4ツモの牌ではありますが、端牌ということで切ってしまいます。
すると上家がそれをポンし…
直後のツモで3pを引き入れ聴牌しました。これも第4ツモの力なんですかね。
さて最後の待ち選択ですが、3mも3mで別の定石に該当しているため、正直難しいです。総合的な判断をすると3m単騎な気もしますが…ここは第3ツモの力を信じて2m単騎で立直。
結果は、、、
11巡目にツモ。
配牌一向聴を上手くまとめることができました。
デジタルで解決できない領域だからこそ、オカルトの力が必要です。
みなさんもぜひご活用ください。