確定で2対子作れます。
夜分にどうも。文月大獅です。
今回はとっておきの対子理論をご紹介します。
どうぞよろしく。
【2対子確定配牌】
以前、単独孤立牌の記事で紹介した内容ですが、改めてお話しします。
まずはこちらをご覧ください。
こんな配牌をもらったとします。索子が3と7だけですね。
このように、2つの尖張牌(3,7の牌)だけで一色の数牌が構成されている時、それらの牌は重なりやすい性質をもっています。
つまり今回の場合、索子の3と7は両方対子になるということです。
私はこれを一色尖張牌と名付けました。
デジタル的根拠は無く、経験則に過ぎませんが、本当に驚くほど重なりますよ。
また、次のようなケースもあります。
こんな配牌。
すでに7sが対子ですが、この場合でも一色尖張牌は適用されます。とにかく数牌のどれか一色が尖張牌だけで構成されてれば良いです。
【配牌であることが大事】
一色尖張牌は、配牌でその形になっていることがとても重要です。最初は3sのみで、後から7sを引いた時も多少は使えますが、配牌からある時に比べるとその重なる頻度は雲泥の差です。
また、人工的に一色尖張牌の形を作っても効果はありません。あくまで配牌時にあることが大切です。
【利用方法】
やはりこの理論を活かしやすいのは七対子。
配牌で3対子と一色尖張牌があれば、実質七対子一向聴のようなものです。
四暗刻やトイトイなど、他の対子手でももちろん使えますし、尖張牌は順子手的にも利用価値の高い牌ですので、一色尖張牌があったらとりあえず残しておくと良いでしょう。
【最後に】
私がよく紹介する尖張進化論や三色対子論なんかより圧倒的に重なりやすいです。
デジタル派の人も、一度騙されたと思って試してみてはいかがでしょうか。
文月でした。