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第一打が裏目ったらチャンス。【七対子】

麻雀を打っている人なら誰しも「裏目った!」という経験があると思います。たった一つのそのミスが勝敗をわけることもありますよね。
とくに七対子なんかは順子手に比べて待ちが狭いので裏目った時のダメージが大きいです。
でもこんな時に使える便利な戦術があるんです!!


【対子を暗刻でカバーせよ! その1】

今回ご紹介するのは暗刻カバー術
やり方はとっても簡単で、第一打〜第三打で裏目った牌を手牌に残しておくだけ。
例えば自分の捨て牌がこれで、

1pをツモったとします。

七対子二向聴

大体の人は「やらかした〜」と思いながら1pをツモ切ると思います。
…..しかしそれは罠です!!ここは1pを残して3mあたりを切るのが良いと思います。第一打~第三打までの牌が裏目った場合、そこそこの割合で3枚目も来ます。
え?意味不明?オカルト?では少しそれっぽい根拠を語ろうと思います。
麻雀の面子には順子以外に暗刻というものがあります。順子よりは圧倒的にできにくいものの、全くできないというわけでもありませんよね。つまり、「同じ牌が3枚山に積まれているのはさほど珍しいことでもない」ということです。しかし裏目った牌全てを残していては流石に効率が悪いですよね。だからその基準を第一打~第三打と定めた、というわけです。
なんかそれっぽいでしょ?

すると今度は何故基準が第一打~第三打なのかと疑問に思われそうですが…それはそういうもんだと思ってください(急に雑)


【対子を暗刻でカバーせよ! その2】

と、第一打~第三打が大事というお話をしましたが、実はこの範囲外でも裏目った牌を残しておいた方が良い場面があります。
先ほどと同じ捨て牌で、


切ったばかりの白をツモったとします。

このように 切った次順で同じ牌をツモった場合。
これは「私を捨てないで!」という牌の呼びかけです。その声をしっかりと聞いて該当する牌を残しましょう。
切った瞬間裏目るという悲惨な現実を目の当たりにして即ツモ切っちゃう方が非常に多いのですが、その感情をグッと抑えるのが勝利のカギです。


【この理論を使用する上でのポイント】

・複合するケース
第一打で切った牌を次順でツモることがあります。「第一打~第三打」と「捨てた牌を次順でツモる」の二つの基準が両方当てはまっていますよね。このケースはかなり信用できます。自信を持って残しましょう。
実際私はこれを信じてフリテン単騎の立直をかけたところ海底でツモってチートイ裏裏のハネマンを仕上げたことがあります。


・優先順位
先ほどもお話した通り、裏目った牌を全て残すのは流石に効率が悪いです。残すにしても1種ぐらいが丁度良いと思います。基準内の優先順位として、
最優先:第一打と次順の複合
その次:第二打と次順の複合
その次:第三打と次順の複合
その次:第一打の裏目り
その次:次順の裏目り
その次:第二打の裏目り
その次:第三打の裏目り
が目安です。複合したケースを大切にし、単発の場合は第一打の裏目りが最優先となります。

ではここで問題。
この捨て牌で、

8sをツモりました。

今までの話を踏まえて、何を切るのが正解でしょうか。
正解は…





1p切り!
暗刻カバー術に従って残しておいた1pですが、今度は第一打に捨てた8sをツモりました。暗刻カバー術を使うのは1種までが良いので、第二打の1pより8sを残して打1pとするのが良いです。


・暗刻カバー術 最大のメリット
この理論の最大のメリット。それは…重なった時がめちゃくちゃ嬉しい
一度捨てた牌を引き戻して対子にしたら普通にカッコいいし、「裏目る」という絶対的なミスを無かったことにできるのが超爽快。「あの裏目がなければ…」と後から悔やむ必要もない。素晴らしいですよね。


【デジタル派の方へ】

オカルトへの理解がある方はこの理論も理解してくれると思いますが、デジタル派の方が見ると「何言ってんだこいつ」という内容だったと思います。
でもこういう理論を使って七対子を狙ってみるというのもまた楽しいものです。成功すれば爽快感を味わえますし、失敗しても「まぁ所詮オカルトだしな」で割り切りやすいと思います。
より楽しく、よりポジティブに麻雀を打つためオカルト的理論も使ってみてはいかがでしょうか。


【最後に】

こういう理論も使ってみると七対子が少し楽しくなりますよ。裏目というピンチをチャンスに変えましょう!
文月でした。


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