他家の放銃率を上げる必殺の立直
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夜分にどうも、文月大獅です。
今日は強力な立直のかけ方について。
いつもオカルト話ばかりしていますが、今回はしっかりとした根拠のあるデジタル的なお話です。
どうぞよろしく。
【ガードブレイク】
今回紹介するのはガードブレイクリーチです。
ガードブレイクリーチは、相手の防御力を下げたところで高火力を叩き込む必殺立直。
さっそく手順から解説します。
まず、立直をかける前に下準備があります。字牌を持っておくことです。
この字牌は安牌として持つのではなく、他家から鳴かれそうな字牌である必要があります。字牌が一枚あるとその分受け入れは狭くなりますが、なんとか聴牌してください。
聴牌したら次はガードブレイクの作業に移ります。
ここで、持っていた字牌を立直せずに捨ててください。
すると「ポン」という声がかかりますよね。
これで下準備は完了。後は立直をかければOKです。
この手順で立直をかけると、相手の防御力を下げて自身の一発を守ることができます。
字牌をポンした人は、安全牌に近い字牌2枚を一気に消費したことになります。字牌を対子で持っていながら他にも安牌を抱えるということはほぼしませんので、残りの手牌は脂っこい数牌で膨れがちです。
そのため、現物でも持っていない限り立直に対して降りる牌がありません。これがガードブレイクです。
これを字牌切り立直にしてしまうとガードブレイクにはなりません。
立直を受けて防御に回られると確定で2巡防がれますし、攻められても一発を消されるのでどちらも損。
無警戒の内に鳴かせておくことで、自分の一発を守りつつ相手の防御を下げられます。
自分にバフをかけ、相手にデバフをかけることができるのです。
【注意点】
・鳴かれそうな牌の選定がカギ
とにかく鳴かれなければ意味がありません。絶対に鳴かれるであろう牌を選定することがとても重要になります。字牌でなくとも、鳴かれそうであれば数牌だって大丈夫ですよ。
【やりやすい形】
聴牌のしやすさ的にも一番やりやすいのはやはり両面両面。
このような形は、4p,7p,6s,9sのどれかが入れば聴牌です。字牌を1枚持っておける形といえば、これが安定して強いです。
しかし、ガードブレイクリーチの効果を最大限に発揮できる形は他にあります。それがこちら。
七対子です。
本来待ちの狭い七対子ですが、ガードブレイクをした後ならその狭さもカバーしやすいです。また、筋引っ掛け等の戦法も利用しやすいので、他家の放銃率をさらに上げることができます。
その上、鳴かれそうな牌を1枚に絞る必要がありません。
東も發も鳴かれそうで、どちらかの判断がつけられなくても、七対子であれば問題なしです。
東と發を両方残し、3sが重なれば字牌を切って鳴かせられますし、字牌から重ってモチモチになれば相手の手牌進行を抑えながら聴牌できます。
七対子を狙う時は、あえて山に無さそうな役牌を持っておくこともポイントになるということです。
【最後に】
相手に鳴かせないため字牌を止めておいても、自分が聴牌したらその牌を切って立直することが多いと思います。
そんな時に一巡遅らせるだけで戦況は一気に変わりますよ。お試しあれ。
文月でした。