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JR九州 タッチ決済に4ブランド追加へ
JR九州は今日、実証実験を行っているタッチ決済について、VISA・JCB・American expressの3ブランドに、Mastercard、Diners Club、Discover、銀聯の4ブランドを追加し、7ブランドを展開することを発表した。11月20日から利用を開始する。
タッチ決済は、リップルマークの付いたクレジットカードや、登録してあるスマートフォンなどをタッチするだけで乗車できる決済サービスで、鹿児島県内のJR九州では、去年10月からタッチ決済の実証実験を開始。指宿枕崎線の鹿児島中央ー指宿間の18駅で行っている。ここ数年の全国的な拡大によって利用率は伸びており、指宿枕崎線も利用率は向上しているという。鹿児島県内では、鹿児島市交通局の路面電車と路線バスにも導入された。
今回のブランドを追加したことについて、三井住友カードの担当者は、幅広い客層に利用してもらえるように全てのブランドに追加しているとのことで、今回4ブランドの準備が整ったことにより、20日から全てのブランドの利用開始を決めたという。また日豊本線や鹿児島本線・肥薩線など、鹿児島県内の対象路線を増やす考えについては、まだ未定としながらも、可能性はあるとして、JR九州と引き続き会話を進めていきたいと話した。
また北部九州では、久大本線の由布院から大分と、日豊本線の大分から別府間も、タッチ決済の実証実験に20日から開始し、利用が可能となる。これにより、JR九州のタッチ決済可能駅は84駅に拡大された。(記事文作成:運営記者)