3連休に九州は大雨 イベント中止相次ぐ

 文化の日が3日の日曜美、4日月曜日は振替休日で祝日となる3連休。多くの企業や団体が休みというところも多いだろう。しかし九州内では、温帯低気圧の影響が3連休を直撃する見込みだ。
 台風21号は、明日にも温帯低気圧に変わる見込みではあるが、九州では前線や温帯低気圧の影響で大雨になる地域が多くある見込み。その影響で北部九州を中心にイベントも相次いで中止が決まっている。
 佐賀県で毎年行われる「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」、31日は午前の競技が強風で中止になったものの、午後は開催された。しかし今日、1日から4日の全てのイベントと出店中止を発表。競技についても1日・2日は中止が決まった。3日・4日は、競技会場が冠水する恐れがあることから、競技を会場外で開催できるか実施の可否を協議している。大雨により、会場が冠水する可能性があることから、会場の電気設備やトイレ等の施設を撤去することに決めた影響としており、バルーンフェスタ開催時のみ開くバルーンさが駅や会場駐車場・臨時駐車場も閉鎖を決めた。
 鹿児島からバルーンフェスタに参加予定だった女性は、中止を知り驚いた表情を見せた。これから切符を払い戻しに行くと話しており、開催中止は残念だが大雨の影響なら仕方がないという様子だった。

 JR九州では、バルーンさが駅発着の列車を含め、10月31日から11月4日までのJR九州内の全路線発着・通過の予約済みきっぷの無手数料での払い戻しを始めている。きっぷを既に受け取った乗客に関しても、取りやめる際には、1年以内は駅窓口で払い戻し対応をする。
 またJR九州が開催予定だった、2日の「早岐鉄道フェスタ2024(長崎県佐世保市)」と「2024 トレインフェスタin大分」の開催中止を決めた。九州内の鉄道イベントが2つも中止になり、X(旧Twitter)では開催中止の残念な声が聞こえた。(記事文作成:運営記者)


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