コミケ104に出展したのは、鹿児島のあの鉄道会社?!【東京から九州公共交通を探して】
【東京から九州公共交通を探して】今回第2弾は、8月11日・8月12日に開催されたコミックマーケット104、通称コミケだ。東京ビッグサイドで開かれるイベントは国内国外から多くの人が集まり、世界最大規模の同人誌やアニメなどを含めたグッズ販売を行う。個人の参加が圧倒的に多く、個人作品を販売する機会にもなっている。またアニメキャラのコスプレの撮影会なども行われ、この日のために地方から東京ビッグサイドに来る人は多いそうだ。
そんなコミケの企業ブースに、鹿児島と熊本の鉄道会社が参加した。その鉄道会社は「肥薩おれんじ鉄道」。鹿児島県の薩摩川内市の川内駅から熊本県八代市の八代駅を結ぶ鉄道会社。鹿児島県から熊本県の海沿いを走り、鹿児島県北薩地域の薩摩川内市・阿久根市・出水市と熊本県南部の水俣市・八代市を通っている。今回コミケには、肥薩おれんじ鉄道から観光快速列車「おれんじ食堂」に乗務する客室乗務員と肥薩おれんじ鉄道の運転士・事務系の社員の3名が鹿児島からやってきた。運転士は乗務の関係で12日だけ参加したようだ。
今回は、肥薩おれんじ鉄道20周年を迎えて誕生したディーゼルガールズのグッズや、肥薩おれんじ鉄道の鉄道グッズを販売。またパンフレット配布やSNSフォロー登録でグッズプレゼントも行っていた。会場では企業ブース同士で記念写真を撮る姿も公式SNSで紹介されたりしていた。記者が会場を訪れた際には、多くの人で賑わっており、2日間共に大盛況だと話していた。ブースに訪れた人の中には韓国から訪れた人もおり、SNSで知り来たようだ。SNSでも訪れた人が、ブースや購入したグッズとともに投稿するのが目立っていた。大盛況で終わった肥薩おれんじ鉄道のコミケ。12月にもコミケは行われるが、また東京ビッグサイドに肥薩おれんじ鉄道の姿をみる機会がやってくるか気になるところだ。(記事文作成:運営記者)
※[東京から九州公共交通を見つけて]は、史旅編集・交通報道の東京編集部交通報道局からお届けする企画で、九州の公共交通機関が東京や関東で行うイベントを取り上げて記事にしています。