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太陽は温かく、そして力強い。

新年、あけましておめでとうございます。今年も、よろしくお願い申し上げます。だいずだいありーです。本記事のテーマは、"初日の出"にて感じたこと。本記事の要約はこんな感じです。
・太陽は、自らに内燃機関を持つ構成であり、光を放つ。
・惑星や衛星は、恒星に照らされることで精彩を放つ。
・太陽のような人とは、すなわち自分の世界を楽しめる人であり、そんな人は魅力的。

日の出を眺めるという元旦

今朝2:00に家を出て、あまり観光客に知られていない山へ足を運びました。これは、今までの元旦で何度かやってきたルーティンです。
(※目的地は、人が3密になる面影が微塵もない山です。)

観光客に知られていないので、当然登山道はあまり整備されておらず。
月明かりのみが煌々と照っています。外気温は、山のふもとで-3℃。吐く息が白い。空気が顔に刺さる。

何だかんだで目的のスポットに到着したのは3:45。1時間と45分はひたすら足を動かしました。日の出の時刻は7:00前なので、約3時間の待機。

僕は、この時間がたまらなく好きです。特に何をするでもなく、ぼーっと関東平野を一望したり。きらめく星を眺めたり。空にも大地にも散らばる光の点は、絶え間なく瞬いています。
ちなみに、遠くの光が点滅したり揺らいで見える現象をシンチレーションと呼びます。風などの要因で空気の密度にムラができ、光の屈折率が変化することで発生します。

大自然の中で、刻一刻と近づく日の出に思いを馳せながら無心になる3時間。1年を通して比較しても、ここまで上質なゆとりは中々ありません。

さて、ついに6:40。もう地平線の彼方は燃えています。
その時の動画はこちらです。

体をつんざく寒さはどこへやら。もう日昇に夢中です。複数の登山グループが、周りにはいました。皆、同じ方向を見ています。例外はありません。

もう地平線のすぐ下に迫る太陽の光は溢れんばかり。周囲の星は、どこかへと消えました。そして、その時が来るのです。

皆、思い思いに声をあげます。”おおー!”や"綺麗!"等々。肝心の僕は、何と言ったのか忘れました。でも、太陽が、そこにいた人々の心を温めたことは、明白です。

太陽の人

太陽は、水素とヘリウムを主体とする天体です。特に、水素が核融合をすることによって、水素の質量の一部が変換される反応が重要です。原子間の結合組み換えを化学反応といい、原子自体の変化が伴うものを原子核反応と区別します。

世界一有名と謳われるアインシュタインの式。"E=mc^2"は質量とエネルギーが光速度の二乗というえげつない程に大きい定数で結び付けられた式です。余談ですが、僕のiPhoneの登録名は"E=mc^2"。どこかで見かけたら、僕を探してみて下さい。

要するに、太陽は自身を燃やすことでエネルギーの生産を連綿と続ける天体です。そこに、太陽の力強さを感じます。

太陽は無生物ですので"sunさん"と便宜上呼称すると、sunさんは太陽系の惑星にエネルギーを供給しています。もれなく地球も、太陽の恩恵に与っています。

太陽からエネルギーを植物が受け取ります。植物は、受け取ったエネルギーを基に体と酸素を作ります。命はそうやって育まれます。太陽はまさに、命の源です。我々人類にとって不可欠な存在です。

そんなことを、"皆が初日の出を拝む姿"を見て思いました。
太陽ってすげぇ、と。太陽みたいにエネルギッシュで、誰かを照らして元気にできる。そんな人が魅力的だと思いました。

おわりに

2021年。まだ見ぬ困難が、きっとそこにはあります。

だからこそ、自分の好きに素直に向き合い、軸を持った人。
つまり、内燃機関を持つ太陽の人が、これからの時代に輝ける人だと思います。

とりあえず、僕は水素水でも飲んで核融合しようかな(すっとぼけ)。

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