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ミィハー 小説 読了!!

どうも〜〜〜文月大獅です。
グッバイ宣言シリーズの最新作、遂に発売されましたね!

シリーズ作品は全て読んでおりまして、今回も発売が決定されてからずっと楽しみにしていました。
表紙はシリーズ最多出場の七瀬レナちゃんですね。相変わらずアルセチカさんの絵が可愛い。

さて、早速読んでいきます。

(感想は読みながら書いてます。)
(ミィハー及びグッバイ宣言シリーズのネタバレを含みます。まだ読んでいない方はまず読みましょう!!)



【プロローグ】

まずはレナ視点から。
卒業式前日というと、まさに第一作「グッバイ宣言」のストーリー周辺です。グッバイ宣言シリーズは他の作品を読んでいなくても楽しめますし、読んでいるからこその楽しさもちゃんとあって、様々な人が手に取りやすく、楽しみやすいようになってますよね。

さて、今まであまり触れられてこなかった両親(母)の登場です。多分台詞すらほぼ無かったんじゃないかな。ハリウッド女優の夢を応援してくれる方々というイメージのみあります。

てなわけで2人の馴れ初めを聞かせていただけるらしいです。
ちなみに私の両親も高校が同じで、そこから結婚までいったのですが、馴れ初めもその後の話も気色悪いし、挙げ句の果てに離婚してます。笑える。


【プロローグ2】

プロローグ2!?!?
今まで1つだけだったのに、今回はまさかの2つセット!お得!(?)

やはり、グッバイ宣言シリーズの登場人物は、自分の夢に対して真剣で、見習いたいといつも思います。
いや、見習いたいというか、羨ましいという気持ちの方が大きいのかもしれない。


【第一章 星華のプランクスター】

新キャラ:葉月未来ちゃん
葉月というと、旧暦の8月ですね!私の苗字である文月は旧暦の7月。親近感〜。
そんでまた前作のような胸が苦しくなる展開かと思いましたが、4人で仲良くできてて良かったぁ〜はい。

そして!七瀬ユクエくんも登場しました。なるほど、レナの破天荒っぷりは父親譲りだったか。
ん…?キャンプファイアー…?あれ、なんか聞き覚えが…。あ、手芸得意なんだ。しゅげ〜。

あれ、ノートになんかあるなあ。手芸好きを堂々と公表してるユクエに関心していたということは、ノートに何かしら隠したい趣味がありそうですね。漫画か小説か…恐らくイラスト方面でしょうか。

詩織ちゃん優しいなあ。3人で盛り上がり過ぎちゃってるのを察して、ライカにも話振ってくれたんだろうなあ。

なるほど、グラフィティ。ん〜〜〜?なんかライカの心の声が引っ掛かりますね。ライカが作者説は充分に考えられます。

まずい。文章書くことに躍起になって、読み始めてから1時間経ってるのにまだ32ページしか読んでない。もっとサクサクいきます。

忘れ物はやはりノートでしたか…。そんで泣いてる??やっぱり表で明るい人間はその分裏で…というのはまやかしでした。学校で漫画読んで泣くって凄いね。

はぁ〜〜〜。星華のプランクスターはやはりライカちゃんでしたか。そんでノートの中身も絵でしたね。
にしても随分リスキーなことするなあ。見つかったら大変っすよこれ…。

でもそうだよね、面と向かって否定されるかもしれないと思うと、自分を曝け出すことって怖くなる。
ライカの言う通り、傍にいても容赦なく貶してくる人は存在します。私は何度もやられた経験があります。ええ。

自転車に乗るのが禁止?不意な頭痛と関係あるのか…うーんよくわかりませんね。

俺もグラフィティ見たいなあ。にしても絵に強烈な文句言う人多過ぎない?学校の純白な壁そのものを愛しているからなのでしょうか。

ユクエくんかっこええな〜。特に人をハゲさせられるところとか。で、これもほんとにフワッとした予想なんですが、これ星華のプランクスターがライカだってことユクエは気づいてそうですね。じゃないとわざわざ男子生徒をとっちめるようなことやらなさそう。ライカの目の前で悪口言ってるから止めた的な、作者がライカってわかってるからこその行動に見えなくもない気がします。どうでしょうかね。

それにしてもグラフィティ見てみたいな〜。俺の近所にも描いてくれないかなあ。家の壁空いてますよ〜。

うおお゛!!やはりユクエくん気づいてましたね!!!今日の俺冴えてるなあ。いや毎日か。わっはっは。はあ。
でも人のノートを勝手に盗み見た上、撮影までするというのは関心できませんなあ。

いや〜しかし弱みを握った人間と握られた人間の掛け合いは素晴らしいですね。うん。良いね。
お〜っともう尊成分が分泌されてきたなぁ。三月みどり先生がTwitterで「2人の尊さに悶え倒れると思います」的なこと言ってた気がしますけど、早速そういう雰囲気漂ってますね。ありがたい。


【第二章 ライカの秘密】

ん〜?当てられることは絶対にない?どーゆーこっちゃ。

というか…あれ?
ユクエくん可愛いなあ!!!
いやあの、男女関係なく可愛いもんは可愛いんで。はい。ユクエくん可愛いです。
もちろんライカちゃんも可愛いです。意識してくれなくてちょっぴりムカついてるの可愛いです。はい。

これ、ほんとにお父さん気づいてないのかなあ。鈍感の極みだなあ。

おいガキ!!2人の空間に割り込んでくるな!!!
おっと失礼口調が荒くなってしまいました。でもこの子たちが来てくれたおかげでまた新たな絡みが見られたので感謝しなければなりませんね。ありがとう子どもたち。

そんで七瀬くんは本当にアイディア浮かんだんですか?そもそも他に目的があって描かせてるのかもしれないなこれ。

うわああああああ夏期講習!!久々に見たなあこのワード!!!中学の頃、夏休みは夏期講習で潰されまくってましたわ〜…いやぁ今となっては良い思い出かもしれない。ただただ辛かったけど。

あれ、やっぱりライカ×未来も尊いな。あ〜らら。
で、頭痛はなんなんでしょうかね。私も偏頭痛もちで、頭痛外来通って薬も飲んでるんですが、ライカちゃんも何か重そうな雰囲気。

うっわあああ〜びっくりした。いやはや物語で急に出てくる信号には毎度肝を冷やしますよ。だってみんな轢かれるんだもん。

七瀬くん挙動不審だけど、これは…。

ん、あ、あれ?昔は俳優を志してたんだ…。なるほど、イラスト一筋ではなく、紆余曲折があったんですね。

それで…文字が歪んで見える病気ですか…。文系の点数が悪かったのもそういうことか。台本読めないのも、きついなぁ。苦しい。

で、え、うわあ…なるほどそうですか…。記憶喪失…。
えこれグッバイ宣言シリーズで過去一重い展開じゃないですか?いや今まで胸が苦しくなるような展開は沢山あったんですが、今回は少しレベルが違う。

第二章はここで一区切り。さっきまでのほんわか可愛いお話が一変、緊迫感が高まってきました。


【第三章 ポーズ】

せっかく中二中三で友達増えたのに、それがリセットって………壮絶過ぎるな。

流石の七瀬くんも重く受け止めたらしく、まさに暗雲立ち込めるって感じでしたが、場面転換して明るくなりました良かった良かった。
校長先生、良いキャラしてんなあ。やはりお爺ちゃんキャラこそ至高。

まずい。もう読み始めてから3時間経ってるのにまだ100ページなんですけど。ギアチェンジして読み進めます。はい。

うーん、やはり七瀬くんの真の狙いは別のようですね。とりあえずは秘密と…。
七瀬くんにも喜んでもらえるようにっていう気持ちがライカの中に芽吹いてるの良いですね。

のんびり校長仕事人過ぎるだろ。ありがとうお爺ちゃん。

えーーー記憶取り戻すイベントないんですか??悲しい。

いやあ星華祭上手く成功するのかなあ。あーだこーだ文句言ってくる野次馬邪魔生徒のせいでペース乱されて失敗しちゃうみたいな展開怖いんですけど…。その時は七瀬くん、全員ハゲさせてくれよな。

で、ライカにいじられるユクエ可愛いし、ユクエをいじるのが楽しいライカも可愛い。はい。ありがとうございます。


【第四章 星華祭】

ひぃ〜緊張の星華祭。上手くいってくれ〜。そんでやっぱり詩織ちゃんの気配りが素晴らしいなあ。優しさ。

お゛お゛!!ロミジュリ!!!当シリーズには馴染みがありますね。

そして来ました!!
三月みどり先生の「刹那」!!!
私の調べによると、グッバイ宣言シリーズの全作品に「刹那、」という書き出しがあります。私はこのフレーズ大好きなので今回もあって嬉しいです。

は!!!?デートだと!!この惚気っ!良いじゃないか。(情緒不安定)
あ゛??こんな早々にあーんイベントだと!!?この惚気っ!!良いじゃないか。
はいそろそろ冷静になります。

うわーーーーー遂にグラフィティタイムですか。いやもうこれ絶対辛い展開くるやん。上げて下げる雰囲気してるもん。グラフィティ上手くいかないオチだよ嫌だよーーーーー読み進めるの怖くなってきたよーーーーーーーまあ読むんですけど。

あかん、ガチで緊張してきた(?) ライカちゃん頑張れ!!!!!!!

しれっと可愛いって言ってくるユクエくん。お前ってやつはよぉ…。

あーーほらもおおおおー…謎の停電とか起こるやんもうなんだよこれよぉ誰の仕業だオイ!!!!!!
いや誰の仕業でもないよなただの事故だよな、それにしてもタイミング悪いなあ良い流れが断ち切られたなあ!!!!
あ、どうやらマジで誰かのミスで電源切っちゃったらしいです。後で吊し上げます。

でも七瀬くんスーパーフォローありがとう流石俺たちの七瀬くんだぜ。

うおー良かったとりあえずグラフィティ完成。いやあ一旦良かった。はあ〜。

未来ちゃん良い人だなあほんとにも〜会場もあったかくて良いな〜良かった良かった。
しれっと部員確保しようとしてる奴いんな〜。
とりあえず停学回避おめでとうございます。

・・・・・

ごめんなさい、あまりにも壮絶な展開に、ページをめくる手を止められませんでした。
ライカが告白を誓った時点で、すっごく嫌な予感はしてたんですよ。あからさまに前を向くような言動があると、絶対次の瞬間地獄に引き摺り下ろされるので。
で…中学時代から2人は仲良しで、でも事故に遭ったのはユクエくんの方で…?じゃあライカが記憶喪失になったのは?
いやはやとにかく凄まじい展開に鳥肌ぶわーでした。
さて、第五章に入ります。


【第五章 ライカとユクエ】

はい。第五章読み終わりました。
途中途中で感想を書く余裕がなく、ひたすら読み進めてしまいました。今までの伏線が第五章で次々と回収され、鳥肌立ちっぱなしです。
めちゃくちゃ切ないというか、胸が苦しいストーリー。
そうだよな、学校で漫画読んで泣くわけないよな。いやほんとめっちゃ重い。
続き読みます。


【第六章 ミィハー】

さて、第六章もしっかりと読み終えてからこの文章を書いております。五章同様書く余裕が無かった。
あの、普通に泣きました。それも2回。グッバイ宣言シリーズはどの作品でも泣いておりまして、今回もちゃんと泣きました。
ミィハー、マジでシリーズの中で最高傑作だと思います。話の組み立て、ライカやユクエの心境と行動、そしてセリフ一つひとつが完璧過ぎて、もうマジで神作品です。三月みどり先生凄過ぎる!!!
本を濡らさないようにするのが大変でしたよ全く。
告白の仕方も非常に美しい。本当に最高傑作だと思います。


【エピローグ】

は〜エピローグは幸せが溢れててこちらも幸せになりますね。店長ありがとうございます。
それで無事にレナちゃんも産まれましてと。いや〜良い話。


【エピローグ2】

プロローグが2つあったということで、エピローグも2つありますね!やったぜ!
てなわけで、最後は親子3人の会話です。仲睦まじい幸せ空間ありがとうございます。ここからショットガン・ナウルに繋がっていくわけですね。
それでお店も相変わらず続いている模様。末永くお幸せに!!!



はい、ということで『ミィハー』読み終わりました!!いや〜面白かった!!!
グッバイ宣言シリーズで、いや、今まで読んできたラノベの中で一番好きな作品となりました。
三月みどり先生、これからも応援しております!!!!!

P.S.
Chinozoさんの楽曲の中だと『プルーヴェ』が一番好きなので、私はプルーヴェが小説化されるまで絶対に生きます。
「プルーヴェの小説を読む」
これが今の私の夢です。

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