二子玉川セレクトベーカリー〜パンと出合う旅へ〜
二子玉川駅で１/１７〜１/１９に開催されているSELECT BAKERY
たまたま東急の駅に掲示されていた広告で見かけたイベント。
数年前に、横浜赤レンガで行われた『パンのフェス』に、職場の同僚と行った事を思い出した。
ウィズコロナと言われるようになってきた時期で、久々に全国各地の有名店が集まるイベントであったため、ものすごい人数が集まってきていた。あまりにも各店舗に人が並んでいたので、同僚と手分してパンを購入をした。パン好きの同僚と話しながら、のんびり楽しみたかったが、1人で1店舗毎に何十分もパンの列に並ばないといけなかったため正直きつかった。そんなことを思い出しながら、パンは好きなので広告の前で足を止めていた。そこには事前申請で整理券がもらえると記載があり、気づいたら広告の２次元コードをスマホで読み込んでいた。
イベント当日、ブースに向かうと、数十分後から始まる一般入場の列に人が並んでいた。その列とは別に、整理券を持っている人たちはすぐに案内された。
入ってすぐの『SWELL BAKERY』では、食パンのキャラクターがパッケージに描かれた豆乳食パンがあった。最近豆乳ヨーグルトにハマり、豆乳に目がないわたしは即買い。すかさずお店のお姉さんに、「隠し味で昆布茶が入ってる明太フランスもオススメですよ！」と言われ、それも即買い。１店舗目からいい滑り出しができた。
２店舗、３店舗と進んで行き、事前に調べて気になっていたコーンパン、クリームパン、カレーパンを着々と購入した。
最近無性にカレーパンが食べたくて、夜コンビニで、『お店で揚げたカレーパン』を買うか迷っていたが、夜遅くに食べるのは気が引けて買えていなかった。
今回購入したのは、『Bakery &Table』の米粉のカレードーナツ。カレーパングランプリ２０２４金賞受賞。カレーパン食べたい欲が爆発しているわたしは迷わず購入。
その後も変わり種のベーグルや、紅茶ミルクジャムを購入し、最後に登場したのが『峯屋』通りかかると、「どうぞ！」とお店看板メニューの峰パンの試食を渡された。口に入れた瞬間に、パンの旨みが口いっぱいに広がり、そのおいしさに衝撃を受けた。店主の男性は、魔女の宅急便に出てくるおソノさんの旦那さんのように体格ががっしりしていて、この人絶対美味しいパンを焼くだろうなと思ってしまった。
峰パンを眺めながら、これ一人で食べたら何食分になるんだろう？と思いながら、冷凍すればいいかと購入した。
両手に袋いっぱいのパンを持ち、心も満たされながらイベントブースを後にした。
二子玉川の蔦屋家電は、家電と書籍とスタバがあり、飲みながら読書もできる。読みたい小説もあったため、パンを抱えながら書店に向かった。
蔦屋家電に行くと、椅子やソファは、スタバで飲み物等を購入した人たちが座り埋まっていた。読みたかった小説も在庫切れだったので、今日は早く帰ってパンを食べなさい、という事かと思い、大人しく帰宅した。
帰って最初に手に取ったのは、カレーパンとコーンパン。トースターで焼いてる間に、豆乳食パンと峰パンを味見した。
峰パンの美味しさはもう知っていたけど、袋を開けた瞬間に、部屋中に美味しいパンの匂いが広がり、切り分けながら、「幸せの匂いって何？」って聞かれたら今包まれてるこの匂いって答えるなと思った。それと同じくらい衝撃だったのが豆乳食パンの美味しさ。ふわっとしていて自然な甘みがありずっと食べたくなるような美味しさだった。パンが美味しすぎて頭がクラクラした。
峰パンと豆乳食パンの美味しさに感動しているうちにトースターの音が鳴った。
念願のカレーパンとコーンパン。
カレーパンは口に入れた瞬間にサクっとして、一口食べただけであー買ってよかったと確信した。カレーは辛すぎず、具の存在感も程よくあり、なんといってもゆで卵が丸々一個入っているのに全然邪魔しておらず、完璧なバランスに感動した。コーンパンは、もっちりとした生地の中に、これでもかという程コーンが入っていて、コーンパンの完成形てこれだなと思った。
美味しいものを食べると元気になるなとしみじみと感じながら、残りのパンも大事に、美味しく食べたいと思った。