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花火について

今回は花火についてです。皆さん今年、花火はもう見ましたか?

赤や青、黄色、紫、緑など鮮やかで様々な色の花火はとても幻想的で美しいですよね。

普通に燃やせば黄色になることはまだ分かるかな~と思いますが、なぜあんなに様々な色で燃えるんだろうと考えたことがありますか?

この化学反応は中学生でも習うので知っているという人もいると思いますが、花火に利用しているのは炎色反応です。

リチウム、ナトリウム、銅、カリウムなどの金属を燃やすと赤、黄色、青緑、紫の色の炎ができます。

さらに詳しく炎色反応を説明すると、リチウムなどの金属を燃やすと熱エネルギーによりリチウム原子中の電子が励起(より高いエネルギーをもつ電子軌道に電子が入る)されます。その後、電子が元の状態に戻ると余分なエネルギーが光エネルギーとなって光を放出します。この余分なエネルギーは金属によって異なるため、金属によって様々な色の光が私たちの目に届くことで様々な色の炎を見ることができます。

また、私たちは円形に広がる花火が普通と感じていると思いますが、花火を綺麗な円形の形にするのにも空気抵抗や重力など精度が高い計算がされています。

いつか花火造り体験してみたいな。

このように考えると花火一つをとっても色々な科学技術が使われているな~と感じますよね。

花火大会のときは、このような事は考えずに綺麗な花火を満喫してください(笑)
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