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ミルフォードトラックDay2 2024/12

↑こちらの続きです。

今日はGlade HouseからPrompolona Lodgeを目指す、16kmの平坦な道を歩く日です。
が、決して楽な道のりではありませんでした。

2日目、
この部分です。


朝は6時頃起きて、まずは、ランチのサンドイッチ作りから。
これは、これから毎日することになります。

10種類以上の具材があって、好きなものをサンドイッチにできます。
持参のタッパーに詰めます。
初日張り切ってサンドイッチを2つ作ったら多すぎたので、以降は1つにしました。お昼のお楽しみなので、私は大好きなハムやツナやたまごだけをたっぷり入れました。


朝食は別にあります。
コーヒーはNespresso、紅茶はPUCCAもありました。
Nespressoマシーンは今後の各ロッジにあり、私はNespressoが大好きなのでうれしかったです。
パンに塗るジャムやピーナツバター類も豊富でした。



この日は前日からの大雨で、出発が2時間ほど遅れました。
一時は川の水の増水で歩けない箇所があるかも、とのことでヘリコプター出動?の準備も検討されいてました。
そのため、私たちは全員体重測定をしました。
ヘリコプター!?歩かなくてすむの?と少し喜びましたが、結局、増水は膝下までのようで、ヘリコプター利用はなくなりました。(体験として、ちょっとヘリコプターに乗ってみたかった)
最初は、靴がずぶ濡れ!?に、えっ?と思いましたが、なんだかんだでミルフォードトラックの靴ずぶ濡れはこれから毎日のことでした。
ミルフォードトラックは1年で300日雨が降ると言われる多雨地帯なので、全日程で雨が降らないとは奇跡的なことで、雨の中を歩くのもミルフォードトラックの醍醐味でしょう。


いざ、出発。

吊り橋にわくわく。
これからたくさんの吊り橋を渡ることになりました。
吊り橋はすごく揺れるので最初は怖かったですが、たくさん渡ったので、その揺れにもすっかり慣れました。



世界一美しい散歩道、ミルフォードトラック。
本当にどこをどう見て切り取っても美しかったです。
どこもかしこもカメラで撮りたくなるのですが、私の写真と実際とは全く違い、写真になると全くそのスケールが伝わらないです。
苦労して自分の目で見て、体で感じて得られる体験です。

川の水は増水しています。
苔やシダが本当にきれいでかわいい。
すべての植物を写真に撮りたいほどでしたがキリがありません。
自分の記憶に留めようと努力しました。
紅葉ではなく赤い苔です。
苔ファンは失神レベルの苔天国。
Old Man’s Beard がたくさん。
白、黄色のいろんな小花が咲いてきました。
これは、マヌカの木、だったかと、、、
壮大な景色です、写真では伝わらないでしょう、、、
クリントンハット
個人ウォークの方の泊まる所、私達のおトイレ休憩場所。
どの施設も清潔です。
川は増水。
このくらいの水位は序の口。
滝の水も増水。
この標識は1マイル毎にゴールまであります。これに出会うのが楽しみでした。


川の増水により、歩道の最高水位はこのくらい。
じゃぶじゃぶ歩くしかありません。


じゃぶじゃぶ歩いた後、ランチ休憩。

お昼休憩場所。
靴がぐしゃぐしゃで気持ち悪い、と思いながらサンドイッチを食べました。
暖かい飲み物を準備してくれています。


マイナスイオンを浴び、滝の前ではしゃぐ人



その後の歩道も川が増水して、

あふれ出しています。
ずっとこの水の中を歩き続けます。
水は冷たいので、足の感覚がなくなります。
じゃぶじゃぶ歩いた後、
本日のゴールのPompolona Lodgeまでもう少しの場所。
岩の多い登り坂で、つらいつらいと文句を言いながら、ゼイハアしなが登りました。
過酷。
ゴール!
ロッジの入り口にはオレンジ、ジュース、クッキーなどを置いていてくれてありがたかったです。


今日はこの部屋を3人で使用できました。



宿に戻ると、びしゃびしゃの服や靴を乾燥機に入れる作業が必要です。
乾燥機部屋は大きく、強力なので、薄いものは数時間、靴も不快ではない程度に翌日には乾きます。
宿に戻って、乾燥機→シャワー→荷物整理、でやっと休める、という感じでした。

禁酒は初日の1日のみ、でした。
がんばった後のビール🍺は最高です。


平坦な道とは言え、雨の中、じゃぶじゃぶ水の中を歩くのは、疲れましたー。
明日はアップダウンのある15km 6-8hrの行程です。

がんばれ、みんな、がんばれ、わたし。



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