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三斗小谷温泉大黒屋〜朝日岳〜茶臼岳2024.10

↑こちらの続き、です。


宿でやることがないので、ひたすら眠り続けた朝、外は快晴でした。
こういう非日常はいいです。

昨夜の暴風雨がウソのような穏やかな朝。
6時過ぎに朝食到着。
山は、夜も朝も早い。
また、朝ごはんもご飯2膳ペロリ。
私は罪深すぎるでしょうか。
こんな朝ごはんを世界中で食べたいです。


大黒屋さん、ありがとうございました。
お世話になりました。
さあ、覚悟を決めて朝日岳へ。
振り返って、
大黒屋さん、バイバイ。
末長く続いてくださいね。


孤独な旅の始まり、
こんな側溝みたいなとこ、歩く所なのか?と思いつつ、
硫黄の煙、漂う、
振り返って、絶景を見つつ、
硫黄臭の源、露天風呂に着。
このガスを嗅ぎすぎて死なないか?と心配になるほどの臭い。
隠居倉を目指します。
まだ硫黄臭、
山は生きているんだなあ、と思いました。
こういうのがいつか大爆発をするのですね。
絶望的になる急登、
がんばった後の絶景、
隠居倉、着。


ここでさて、自撮り棒でも、、と思ってやってみたが、Bluetoothが山の中では使えないことに気づいた。タイマーでやってみたりして一人で遊んでみたが、ろくな写真は撮れず。
自撮り棒、失敗に終わる。

この辺りから、人とちらほらすれ違うようになる。
あの山は何という名前ですか?と私に聞く人がいたが、富士山以外の山は見ても違いは分かりません、私。
絶景を見つつ、
これ、右に落ちたら、、、と考えてはいけないことを考えたり、
遠くに峰の小屋が見えるが、、、
え、あんな遠いところまで、、
また、、、
やや絶望。
山の1.3kmは遠い、
と、思っていたら、すごそこに朝日岳山頂が、
え、もうすぐではないですか。
喜ぶ。
目指せ!朝日岳山頂!
岩をよじ登り、リュックごと突風にあおられ、命懸けで朝日岳登頂!
風が強すぎて、ここでも自撮り棒どころではありません。


大満足。
今日の目標はこれにて達成。


さて、ここから、先ほど遠くに見えていた昨日通過した峰の小屋を目指します。

歩く、
滑り落ちそう、
ここを人間が歩くとは、
振り返ると、先ほど登った朝日岳。
昨日はここで右に行き、三斗小屋方面に行きました。
昨日の天候で、朝日岳に行っていたら、、、危険すぎる。
やれやれ、峰の小屋着。
今日はたくさんの人がいらっしゃいます。
昨日と同じ場所とは思えない。
今日はここはさっさと通過します。


ここから、左にそれ、ロープウェイ方面に戻ることができるのですが、ここは変態の私、もう一度茶臼岳に登るのだ!
昨日、何の景色も見れなかったから。
茶臼岳→三斗小屋→朝日岳→茶臼岳の訓練歩行なり。

目指すは、あのてっぺん=茶臼岳。
振り返ると通ってきた道、峰の小屋も見え、絶景、
もう一度茶臼岳に登る、と決めたことに後悔しつつ、、、
昨日、この道を一人で下っていたのか、と思いつつ、登る。
時々振り返り、絶景に励ましてもらい、
昨日は何も見えなかった、お鉢を見る。
これがお鉢、ですね。
そして、再び、登頂!
今日は、景色が見えます。
次から次へと人が登ってきます。
昨日とは大違い。


茶臼岳の神様、昨日に引き続きありがとうございました。


結局、自撮り棒ではなく親切なムッシューに撮影して頂く。
自撮り棒は、また今度どこかで。
降りる前に、大黒屋さんで作っていただきたおにぎりを食べます。
500円。
また大量の炭水化物を注入し、太ります。
とても塩の効いた梅・しゃけおにぎりでした。


もう十分疲れました、帰ります。
ロープウェイ駅を向かいます。
下りは滑りやすく、気を抜けません。
この景色ともお別れかぁ、と思いつつ、
下にロープウェイが、
ロープウェイ駅!
戻ってきました。


ロープウェイに乗り、また那須塩原駅行きの路線バスに乗りました。

あっという間に、那須塩原駅着。

那須さん、お世話になりました。
新幹線で東京に戻ります。


一泊二日の那須岳ツアー。
疲れましたが、いろんな訓練ができました。

家で寝ていても2日、誰にも頼まれもしないのに、怖い思いしてへとへとになって山を駆け巡っても2日、、、時間の使い方は面白いです。
日常から離れるのはいいですね。

東京に戻り、平らな道を歩いていると、つい数時間前まで、2000メートルの山の中で、岩をよじ登ったり、谷底に落ちる恐怖を味わっていたのと同じ世界か?と思いました。


次はどこへ旅しましょうか。

お疲れ様、私。
1人で乾杯🍻。
今回のお土産。
御用邸の月、萩の月の栃木版、ですね。
檸檬はおいしいんです。

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