うちのわんこ

うちのわんこ
名前はルーク、ミニチュアシュナウザー
1歳半になったけど、中身は超絶甘えん坊。
もう8kg近くあるというのにすぐ膝の上にのってくるのだ。

出会いは『みんなのブリーダー』というアプリだった。
それまで飼っていた犬が亡くなり、１年が経った頃、寂しくてまた犬が飼いたくなった。
義母も家にいるとき寂しいのでまた犬を飼いたいと言ってたし、
そろそろ迎えてもいいかと思いスマホで調べていた時だった。

犬種はだいたいいくつかに絞ってあったので、候補は絞られていた。
かわいい子はあちこちにいたけれど、お迎えに行ける距離や金額で
ちょうどこの子が目に留まった。
でもちょっと見た目がイマイチ(笑)
色もソルト＆ペッパーという割に少し茶色が入っている。おまけにだいぶ
毛量が少なく見えるのだ。
だが、場所も県内で割と近い。値段もなぜかハロウィンセールという不思議な理由で１週間前より少し安くなっていた。多分売れ残りなのだろう。
「どうかな？」旦那さんにきいてみる。
「なんかちょっとおもしろい顔してるね」
言われてみれば、ほかのシュナウザーに比べるとちょっとひょうきんなお顔に見えてきた。
これは会ってみたい！

すぐにブリーダーさんにアポをとり、とりあえず会うだけと言って会いに行くことにした。
ブリーダーさんの所にいくとたくさんの犬が足元に寄って来た。
どの子も人懐っこい。そんな中、「この子です～」と言われてこの子が出てきた。思っていたより大きく細くて長い。もう生後４か月を過ぎているのだから成長していて当然だ。お世辞にもイケメンとは言いがたい。
ちょっと見た目では勝負が難しいとブリーダーさんも思ったのではないだろうか。なんと言ってもハロウィンセールになるくらいなのだから。。。
その子は自信なさそうにおずおずと歩いてきて、私の膝に両方の前脚をのせてきてくれた。きっと他の兄弟たちがどんどんお迎えが来ていなくなって、寂しかったに違いない。
まるで「今日気に入ってもらえなかったら、もうあなたにはずっとのおうちはないよ」と言われてきたように遠慮がちに。僕じゃダメですか？とでも言っているようだった。

こうなると妙に情が沸いてくる。
なんだか愛おしいじゃないか。
もうこの子にしよう！いや、この子じゃなきゃいやだ。
旦那さんとも相談し、その日のうちに連れて帰ることにした。
車乗せて帰る車中で旦那さんになんて名前がいいだろう？と
話すとカッコいい名前にしよう！という。
レオかルークかな？と候補も出してくれた。
レオは身近にいたので、私はルークがいいかな。と答えた。
多分スターウォーズが好きなので、ルーク・スカイウォーカーから
閃いたのだと思う。なかなかカッコいいではないか！

家に帰ると、娘と母親が待ち構えていた。
事前に電話しておいたのでワクワクしながら待っていたのだろう。
「えっ！大きい～！」「かわいいー！抱っこできるかなぁ」などと大騒ぎ。
大歓迎を受けて、うちの子になったのである。

今では家族を癒しまくりだ。おとぼけでいいキャラをしている。
うちに来てくれてありがとう！一緒に幸せになろうね

おしまい