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小学生からできる勉強習慣の作り方
皆様、こんにちは。
東大卒の25歳で教育分野での起業を準備している佐藤黎司(さとうれいし)と申します。
お子さんが勉強しない、
どうやったら勉強してくれるのかと
悩んでいる親御さんもいらっしゃると思います。
今回は小学生が取り組みやすい
勉強習慣の作り方をいくつか紹介します。
特に小学生の段階で良い習慣を確立することは、
将来にわたって学ぶ意欲や効率を高めるための
基盤を築くものです。
習慣は一度身に付けると、特別な努力を
しなくても継続できるようになります。
例えば歯磨きの習慣などは
むしろやらないと気持ち悪いですよね。
本日はそんな、分かっているけれど、
難しい習慣づくりを見ていきましょう。
1. 毎日のルーティンを設定する
毎日同じ時間に勉強を始めることで、
身体と心が自然と「勉強モード」に
切り替わります。
例えば、夕食後に30分間の勉強時間を
設けるなど、日常生活に取り入れやすい
スケジュールを設定することが重要です。
決まった時間に勉強することで、
習慣が定着しやすくなります。
私自身、学校が終わったら帰ってすぐに
学校の宿題などを終わらせる。
そのあと遊びに行くという
習慣を徹底していました。
また、小学生時代は教科書の音読に
非常に力をいれていましたが、
その際に両親にチェックしてもらってまして、
両親が食事を作っている時間に
音読をするということが習慣化していました。
生活に溶け込んでいるため、当たり前のように
勉強する習慣ができていました。
2. 短い時間で集中する
小学生は長時間の集中が難しいため、短い時間で
集中して勉強することを心掛けましょう。
例えば、25分間の勉強と5分間の休憩を繰り返す
「ポモドーロ・テクニック」などが存在します。
休憩を取り入れるという観点については、
個々人や体調等で疲労度も異なるため、
ポモドーロ・テクニックが最適とは
言い切れないという指摘もありますが、
時間を区切るという考え方は非常に有用です。
私も小学生の頃に限らず、大学受験期でも、
一つの教科に取り組む時間を決めて
区切っていました。
試験中もある程度時間が経ったら
頭を休める時間を入れていたほどです。
集中できる時間を伸ばすことは重要ですが、
いきなり高いハードルを課すのではなく、
まずは5分でもいいから取り組む、
休憩のほうが長くてもいいから集中する時間を
作ることで習慣づけをしましょう。
3. 学習環境を整える
勉強する場所を固定し、学習に適した環境を
整えることも重要です。
明るく静かな場所を選び、必要な教材を
揃えておくことで、効率的に学習を
進めることができます。
私は小学生・中学生時代は自宅の勉強机で
学習していました。
高校生になると主に学校の図書室で
勉強していましたが、家でも勉強していました。
家でも学習できる環境にするためには
家族の協力も非常に重要です。
勉強中は話しかけない、集中できるような
机の配置、部屋割りなどを意識しましょう。
また、勉強中はテレビやスマートフォンなどの
誘惑を避けることも大切です。
私は高校1年生の冬頃までスマートフォンは
持っていなかったですし、
家にはテレビがありませんでした。
さらに受験期には学校のロッカーに
スマホを入れたまま帰っていたので、
図書室でも家でもスマートフォンに
触れることはあり得ない状況でした。
極端だと思われるかもしれませんが、
これくらい徹底すれば集中力は散りません。
一方で、今の時代スマホ等に触れる経験を
早くから積むことも重要だと思いますので、
活用方法をきちんと親子で話し合って、
最適な方法を構築しましょう。
4. 目標を設定する
具体的な目標を設定することで、
達成感を味わいながら勉強を
続けることができます。
最初はミニマムな目標でよいので、
1週間で漢字を10個覚える、
数学の問題を5ページ解くなど、
達成可能な目標を立てましょう。
目標を達成するごとに小さなご褒美を
用意することで、モチベーションを
維持することができます。
学校側でシールなどを用意しているなどあると
思いますので、そちらを活用してもよいと
思います。
また、小さなことでも褒めることで
目標達成の実感を与えることも
よいかもしれません。
目標設定は親御さんから設定するのではなく、
お子さんと一緒に設定する、できる限り
自主的に設定させ、
フォローをする程度というのがおすすめです。
皆様も感じているかもしれませんが、
目標設定能力は社会人として
非常に重要ですよね。
どのようなゴールがあって、
そのためにどのような目標を立てるのか、
そのために何をやるのか。
その機会を奪わないであげてください。
また、自分で立てた目標であれば、
お子さんもやろうというモチベーションが
上がります。
私自身、志望校選びを含めて目標設定に関して、
親や先生から何か言われたことはないです。
親から批判されたり、
親から設定されたことは一度もないです。
志望校もすべて独断で決めてきました。
(父は東京大学が大嫌いだったので、
いやな顔はしていましたが笑)
目標というのは人から与えられるものではなく、
自分で設定するものという考えが
当たり前になりました。
それくらい責任をもって目標設定をさせる。
経済状況などの事情はあると思いますし、
小学生がいきなり、完璧にすることは
難しいとは思いますが、
大人の考えを押し付けず、
そのような目標にした理由を聞き出すなどして、
フォローをしてあげてください。
5. 家族の協力は必須です
先ほどから申し上げていますように
家族のサポートが非常に重要です。
特に小学生においては子どもの勉強に対する
理解と協力次第で、習慣化がより
スムーズに進むか決まります。
ご自身が仕事等て近くにいれなくても、
環境づくりを意識してください。
ただし、気を付けていただきたいのは、
お子さんはあなたのおもちゃではありません。
自己投影の道具でもありません。
当たり前だとおっしゃるかもしれませんが、
私はそのような方をたくさん見てきました。
お子さんも一人の独立した人間です。
あくまでもサポートに徹する、寄り添う、
味方で居続けることを忘れないでください。
そうはいっても不安になることは
あると思います。
不安になったら、相談することも
非常に重要です。
色々な窓口がありますし、
近々、私のサービスも公式にリリースできるよう
準備を進めておりますので、
お気軽にご相談ください。
若輩者ではありますが、年齢的にも
お子さんと親御さんの中間の役割として
ご相談いただければと思います。
6. 好奇心を育てる
勉強は単なる義務ではなく、知識を広げる
楽しい活動であることを子どもに伝えることも
大切です。
学校の勉強以外であっても興味を持った
テーマについて調べる時間を設けるなど、
子どもの好奇心を育てる工夫をしましょう。
これにより、自然と学ぶことが楽しくなり、
勉強習慣が身に付きやすくなります。
私自身、小さいころから歴史が好きで
小学1年生の頃から書店の歴史コーナーに
あるような本格的な歴史の本を読んでいました。
そのように知識を身に着ける、
学習する習慣がついたことが
ほかの勉強においても非常に役立ったと
感じています。
また、私が事業を始めようと考えたきっかけも
勉強が義務になってしまっているという
問題意識から来ています。
特に小学生の時期は短期的な成績を求めるよりも
長期的な学習習慣や学習への興味を
育むことを意識しましょう。
7. 反省と改善のサイクルを回す
定期的に勉強の進め方を振り返り、
改善点を見つけることも大切です。
子どもと一緒に振り返りの時間を設け、
何がうまくいったか、何が改善できるかを
話し合いましょう。
PDCAサイクルと言われますが、
やりっぱなしにさせないということも
大人だからこそできるフォローだと思います。
その際も親御さん側の視点での「指摘」を
するのでなく、お子さんの感じた
よかったこと・反省を引き出すことを
意識してください。
勉強をして怒られたら勉強したくなりますし、
自分で反省と改善のサイクルを
回せるようになることが重要です。
おわりに
いかがでしたか?
少し厳しい表現もあったと思いますが、
自分で学習する習慣を身に着けるために、
親御さんの与える影響は非常に大きいです。
少しでも今日の内容がお役に立てば幸いです。
それでは、また👋