![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163457343/rectangle_large_type_2_98425398177c4f7994ef268d26ac4176.png?width=1200)
老親の遠距離介護②!施設に入りたくない義父との攻防
義母が他界して半年
頑張って1人暮らしをしていた義父が腰を痛め
歩けなくなってしまった。
遅かれ早かれこのときが来ると思っていたので
即、施設だっ!!
と義弟夫婦と私たち夫婦は思った。
子供サイドの言い分
1人で暮らすのは無理だろう
そうそう通ってはこられない
施設に入った方が安心だ
1人でトイレに行くのもやっと。
そもそも年齢が90を超えている。
我が家そして義弟一家も関東在住
そうそう義父の元へは通えないのだ。
お互いのために施設に入所してくれることが
一番というかそれ以外の選択肢はないと思っている。
しかし義父には義父の言い分があるわけで
ここから数ヶ月平行線になる。
義父の言い分
何しろ痛くて動けない
近所の人が面倒を見てくれる
痛くて歩けないと言って病院に行っても
入院させてくれるわけではなく
結局家で寝ているだけだった。
食事は夫が
すぐに宅配弁当を申し込んだ。
だけど
「奥の部屋で寝ているので受け取れない」
「食べてみたら口に合わなかった」
と言い出して、仕方なくキャンセル。
そのあとは、なんとご近所の方が運んでくれていたのだ。
義父のご近所の方
いやその土地の方ってみんなものすごく優しいのだ。
なぜにそれほど・・・って思うくらい
優しくて情にあつい。
食事を運んでくれていたご近所さんによると
「昔義父母にとってもお世話になったから」と。
しかし私たちにしてみれば
申し訳なくて仕方がない・・・。
施設見学をドタキャンされる
いつまでも御近所さんのご好意に甘えているわけにはいかない!
2回目の介護帰省時に
施設を決めよう!と思った。
自宅からも近いサービス付き高齢者住宅数件に
見学予約を取っておいた。
帰省兼高齢者住宅見学の日
義実家に到着すると
家はもぬけの殻
足悪くて歩けないはずなのにどこに行った???
なんとご近所さんに頼んで
近くの病院に行っていた。
つまり、施設の見学に行きたくないので逃げていたのだ。
やるなぁ〜。
夫と義弟は激怒。
義父の本心
ご近所さんに義妹
2人の息子に嫁(わたし)が来て自分の世話を焼く。
(義弟の家にはペットがいるので義妹はそうそう来れない)
義父は明らかに上機嫌
嬉しくて仕方がないのだ。
もともと義父はお調子者のところがあり
まさに今、体こそ調子悪いけど
絶好調になっている。
今後のことを話そうとすると逃げる。
そうして実際に施設見学をぶっちぎった。
さすがに夫も義弟も怒りが爆発して
「このままご近所さんに迷惑かけ続けていけるわけねーだろー」
と義父に声を荒らげた。
そうしたら義父はこういった
「親の面倒を子供が看るのが当たり前だ!」と。
キターーーー!!!
これが本音だ。
そして私たちにとって
最も言われたくない言葉でもある。
と私も本音。笑