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勘違いしていました‼

私の両親に対する恨み辛みは半端ではありませんでした。

こんな人生になったのは誰のせい?
あなたたちの言う通りにしてきたのになぜ幸せにならない?
私はもっと違う事がしたかったんだ!

あなたたちに私の家庭を壊されたらたまるもんか!
などなど…
今考えたら相当親不孝というかひどいもんですね。

なぜそんなネジ曲がった考えになってしまったかと言うと
自分の人生は自分で考えるという事をしてこなかった。
それだけでした。

ただ目の前に出された提案をそのまま受け入れ自分で考えようともせずに
生きてきたツケが回ったんですね。

それを逆恨みして「私なんか可愛がってもらえなかった」とか「愛されていなかった」とか「収入が悪いのはこっちの職業を勧めたから」とか全部自分以外の人を攻撃する事で自分の正当性を示していた事に気がついたんです。

小さい頃の自分と話をして向き合っていくうちに、小さい頃どれだけ大事にされていたのかを思い出し泣いてしまいました。

病気をして1学期丸々学校に行かれなかった時、当時流行っていたボーリングのゲームを買ってきてくれたりとか、母親に怒られて外の物干し竿にくくられている私に「謝ってこい」と言ってくれたり

食の細い私に小さなおにぎりを作ってくれたりと両親が大切にしてくれていた事が溢れるように思い出されてきました。

人間って勝手な生き物ですね。
時分にとって都合の悪い事ばかり文句を言って、一番大事なことをスルー
しちゃうんですよね。

人生一番の勘違い
その勘違いをもう一度洗い出して、亡き両親にごめんね!が言えるような
自分になりたい。

そんな60歳です。


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