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自分の感情に気づかないふりをすると

日本が元気でバブルだといって騒いでいた頃、私はまったく正反対の生活をしていました。
親がどこに行きたいと言ったら連れていき、何が食べたいと言ったら買いに行きひたすら母親の顔色を見て過ごしていました。

母親を鬱病にさせてしまった報いというか、それをするのがあたりまえだ!という無言の重圧の中で過ごしていたように思い出します。

そういう世捨て人みたいな中で過ごしているうちに起こった変化。
どうでも良いという思いからおしゃれをしなくなり髪もボサボサ、化粧品を買うお金もないから肌もボロボロ。
それと気持ちが表情に出てしまったのか本当にブサイクな顔になっていました。

一番悩まされたのは女性特有の病気。
日常茶飯事に起こる腹痛。腹痛というより激痛。
感情を感じないように自分の頭で感情というものをなくしたら次は体の症状として現れてきたのです。

今ほど精神面の事はあまり取り上げられていなかった時代 病院に行っても出産してないからですね!仕方がないですね!と突き放されたような答えしか返ってきませんでした。

少しでもその時の感情を出せる場所があれば、聞いてくれる人がいたら、
もう少し人間らしい生活ができたのでは?あの頃の事を考えるといつも感じています。

我慢が美徳の時代は終わりました。
感情は出しても良いのです。
泣いても良いのです。泣くことは恥ずかしい事ではありません。
泣くことで言葉に表すことで人は浄化され次に進む道を見つけられるのです。

今はSNSがありますが、あなたの事を心配して聞いてくれる人が1人でもいたらいいな!と思いながらコメントをしています。

あなたはあなたで大丈夫
そのままのあなたで大丈夫です



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