帯状疱疹ワクチンについて思うこと
約10年前、顔面神経麻痺になりました。顔面の左半分が全く動かなくなりました。原因は水痘・帯状疱疹ウイルスによるものでした。抗生物質の服用により治りました(今でも口の左端を閉じられないため口笛が吹けなくなりました)。
ただし、水痘・帯状疱疹ウイルスは身体のどこかに潜伏しているようなので、再発の可能性はあるそうです。
数年前米国では帯状疱疹予防接種があると聞き、帯状疱疹ワクチンの接種についてかかりつけの病院で聞いてみました。
熱心に調べてくださって、日本でも実施されていることがわかりましたが、そのお医者さんは推奨しませんでした。理由は、
1)健康保険適用外であること
2)米国で実施されるワクチンに比べて濃度が半分であること
の2点でした。
健康保険適用外であることが、その治療方法の効果について検討中であることが示唆されること。また、ワクチンの濃度が低いと言うことは効果も低い可能性があるとのこと。
このことから、あまりおすすめはできないと言われました。
最近、テレビで帯状疱疹ワクチン接種の宣伝をしていますが、
帯状疱疹ワクチンはいまでも健康保険対象外のようです。
ただ、地域によって50歳以上の人に対してワクチン接種の補助金が出るようです。
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