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眼鏡作製技能士は「メガネの専門家」です

メガネ店で目の病気もわかるの?と質問されるお客様もいますが、もちろんメガネ店で目の病気はわかりません。

目の病気の専門家は眼科医です。

眼鏡作製技能士はメガネの専門家です。

ですので眼科とは使う用語も本来違います。

眼科⇨検査  メガネ店⇨測定

眼科⇨完全矯正  メガネ店⇨最良補正

眼科⇨問診  メガネ店⇨測定前面談

というように、医療行為とは明確に線引きをしています。

眼科にとっては「患者様」でメガネ店では「お客様」です。

眼鏡作製技能士の資格取得を推奨しているようなメガネ店では、医療連携も重視しています。

初めてのメガネ作製(特に子ども)は眼科で眼鏡処方箋を発行してもらい持参するようにおすすめしています。

子どもは調節麻痺薬を点眼して検査したほうが良いことも多いからです。

当然のことながら「点眼薬」は医療機関でしか使えません。

また、ミドルやシニアの年齢の方も「目の疾病」をチェックしてからのメガネ作製が望ましいでしょう。

目の病気って「すごく痛い」みたいな明確なサインが判りにくいことも多いのです。

歯は痛くなれば歯医者さんへ行きますが、目は自覚できないことも多いのでほったらかしになりがちです。

ですので、メガネを作るタイミングをキッカケとして目の病気チェックが理想だと思います。

メガネ店でも、メガネをかけても0.7の補正視力が出ないお客様には眼科で目の病気のチェックをオススメなど医療連携に力を入れている店舗も増えていると思います。

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