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遠視・乱視・老視

最近、強度近視のお客様の測定ばかりしているので、「久しぶりに弱度近視や遠視のお客様の測定もしたいな」と思っていたら、遠視と乱視がまあまあ強いお客様の測定をする機会を得た。

ざっと(両目とも)S +6.00  C-4.00  AX180という感じである。

すごく強めの度数にも感じるが、度数転換するとS + 2.00  C +4.00  AX90なので「それほど強くもない」という印象にもなる。

度数だけではなく、フレームチョイスやフィッティングも重要になる。

プラス度数は元々、レンズ径が近視に比べて小さいので大きなメガネフレームにはレンズの大きさが足りなくなってしまう。

強めの遠視度数のメガネは、メガネの構造上、フロント(前方)部に重心が寄るので、ずり落ちないようにフィッティングが一層重要になる。

メガネの光学中心と目の瞳孔中心の位置関係がズレると見え具合も悪くなるからだ。

年齢が、シニア層に近いミドル層のお客様だったので「遠用メガネ」では近見が見づらくなる。

遠近両用をテストレンズで体験いただいたら「これはいい!」となったが、気に入ったフレームのサイズ関係で今回は遠用メガネで決定。

次回、遠近両用メガネのデビューにチャレンジしていただく予定となっている。

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