学園祭学園「フェスタ」レコギジ 其の二「Rec前準備」編
どうもこんばんは、humandogのサワダです。
まず、こちらは基本的にレコーディングの記録・覚え書きとして書いていきます。が、これからレコーディングしてみたい!ってな人の参考にもなったら幸いでございます。
現在、文化放送「超!A&G」界隈で局所的大ヒットを飛ばしているバンド"学園祭学園"のシングル「フェスタ」のレコーディングについて、どんなことがあったか、どんな手順で進めたのか、どんな機材を使ったかなど、数回に分けてざっくばらんに書いていきたいと思います。※サワダがエンジニアとして参加しました。※学園祭学園というバンドについては特に説明しないので、おのおので調べてみてね!
Rec前準備
レコーディング前に準備したことを羅列してみます。
1.レコーディング使用機材のセッティング表の作成
2.DAWプロジェクトの作成
3.サブキックマイクの製作
主な準備はこんなだったと思います。具体的にどんなことをしたのか書いてみましょう。
1.レコーディング使用機材のセッティング表の作成
これはどの機材を使って、どう配線するのか把握するために作りました。簡単なメモ書き程度でもいいのですが、今回は下記のようにエクセルでまとめました。
2.DAWプロジェクトの作成
僕の場合はProToolsのプロジェクト作成(ProToolsの場合はセッションと呼んでますね)ですね。今回は24bit48kHzで録りました。
今回は、事前に学園祭学園のみで録ったプリプロ素材があったのでその素材を取り込んでおいたのと、セッティング表のトラック番号に従って空のトラックを作っておきました。そして忘れちゃいけないのがクリックですね。プリプロ時に使っていたクリックを書き出してもらい、Wavとして取り込んでおきました。MIDIでクリックを鳴らす方法もありますが、MIDIの場合発音にバラツキがあるのでWavがおすすめです。自曲を宅録するときは、演奏者は自分だけですしアバウトでも気にしないので、MIDIクリックを使ってますけどね。
3.サブキックマイクの製作
サブキックマイクとは、バスドラムの低域用マイクのことです。サブウーファースピーカーを改造してマイクにしたものですね。今回、スタジオのレンタル機材には無かったので製作することにしました。作り方は「DIY Subkick」でググりましょう。「まぼろし音楽/3776と学園祭学園」で初めて使ってみた(YAMAHA SKRM100使用)のですが、お手軽にバスドラの音を厚く、太くできたので今後も使おうと心に決めていたのでした。なるべくお安く作ろうと思っていたので、秋葉原コイズミ無線さんにてフレーム曲がり有りのジャンク品ウーファーを購入しました。ググるままに抵抗も買って、ググるままに見よう見まねで作ってみたのですが、特に問題もなく出来上がりました。ちゃんと音が出るとちょっと感動できますので、日々感動の薄い方におすすめです。無闇におすすめしときます。
ウーファーはGRS 6PR-8という機種。金具・ネジ等はホームセンターで合いそうなものを購入し、適当に付けました。スタンドに接続するホルダーは、マイクホルダーをバラしたものを付けてます。
次回、Rec1日目編に続く!
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