サワダ(humandog/hitonoinu)
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20210308_風呂に入れば(弾き語り)
ごまかしちゃいけない夜が 忍び寄る零時を越えて来る 風呂に入れども心は 湯船に浮かばない モクモクと作った泡が タラタラと流れる 汗が時間が排水溝に吸い込まれてく 裸のまま浸る感傷の湯 溶け出す前に もう一度鏡見つめておこう まださ湯上がりの時は なのに時は10数えてる タオル包む頭は いつまでも乾かない ツルツルと滑るクリームが ポタポタと垂れる乳液が 時間が体細胞に染み込んでいく 裸のままあたる憮然の風 乾かすまでに もう少し瞳閉ざしたまま もしももしもで埋められて どうしようどうしようが吹き出せば 体に汗かく間も無く バスローブくるむぞこの手が諸手が 向き合えたらうねる巡る思いも 片手間でいいさ 生温いビールと共に 混ざらぬまま浮かぶ夢想の島 飲み干すまでに 沈まぬようそっと含んだ 深まる前に無理矢理にでも眠ろう 湯冷めぬように
20210307_カルト!(弾き語り)
視界が曇った気がしたが、 眼鏡が汚れただけだったな デジャヴが襲った気がしたら、 全くその通りだった 気のせいか はたまた本当か さてさて導きは導くかい? 想像通りの世界が そこに溢れてるでしょ 足ることを知るたび強く あるものだけ信じましょう 届かぬ思いが たとえ消えてしまっても その効力はいつまでも続き 世界を作るものなのさ 気のせいか はたまた本当か さておき現在は幸せかい? 不幸な面持ちで不満タラタラ 知らないんだかわいそうに 視界が曇った気がしたが、 眼鏡は綺麗なままだったな 想像通りの世界が そこに溢れてるでしょ 足ることを知るたび強く あるものだけ信じましょう 聡明な君が 存在する世界に僕がいて かつての願いが叶ったような 仕組みを知ったみたいな 届かぬ思いが たとえ消えてしまっても その効力はいつまでも続き 世界を作るものなのさ
20210303_あいうのつぎ(弾き語り)
あの次にいが来るような 明日を過ごせるかな 大好きになれますように 真顔で唱えたら 純度の高い言葉を選んで 陳腐な文字の連射も許可を得 意思の無いものに化けてるんだ 僕の大好きな僕はどこだ 頼りないことに留守で留守で やりたいことも行きたい場所も 全部遠回り 百個の点が繋がり始めて ヒントの線で描かれる空の絵 意味の無いことに長けてる 賭けてるんだよ 僕の退屈な日々はいつも だらしない過去の重ね重ね 答えないことがつながるなんて結果 冗談じゃない 欲しくはない ならば笑うコツを 掴むまで黙らせ 意地になってまで耐えてる つらいらいらいらいらいらい 僕の大好きな僕はどこだ 頼りないことに留守で留守で やりたいことも行きたい場所も 全部遠回り 僕の退屈な日々はいつも だらしない過去の重ね重ね 答えないことがつながるなんて絶対 金輪際無い いの次にうが来るのなら 明かそう今の解を 誰か好きになれるような 心をちょうだい、生涯
20210301_誰かの誕生日(弾き語り)
誰かの誕生日 誰かの雄叫び 響いたら誕生日 さしては喜び 誰かの誕生日 誰かがまばたき してる間に誕生日 ましてや灯火 悲しみの伝う筋なのか? 楽しみを迎えるため7日かかって 黙って思ってたよ 光の中に生まれたおめでとうおめでとう さらなる光求めて外出よう外出よう 光の中で聞こえたおめでとうおめでとう 重なる光集めて留めよう留めよう 誰かの誕生日 誰かが営み 励んだら官能美 相手は綻び 様々が飛び交うその最中 さめざめと語り出す背中背負って 黙ってただ黙ってた 眩しさが溢れて前が見えない 誰もが通ったその道は 光の中を讃えたおめでとうおめでとう 始まる光る捉えて届けよう届けよう 光の中へ続いたおめでとうおめでとう 異なる光抱えて誇れよ誇れよ 光の中に生まれたおめでとうおめでとう さらなる光求めて外出よう外出よう 光の中で聞こえたおめでとうおめでとう 重なる光集めて留めよう留めよう 光の中のお前よ「おめでとう」