学園祭学園「フェスタ」レコギジ 其の五「Rec2日目」編
どうもこんばんは、humandogのサワダです。
まず、こちらは基本的にレコーディングの記録・覚え書きとして書いていきます。が、これからレコーディングしてみたい!ってな人の参考にもなったら幸いでございます。
現在、文化放送「超!A&G」界隈で局所的大ヒットを飛ばしているバンド"学園祭学園"のシングル「フェスタ」のレコーディングについて、どんなことがあったか、どんな手順で進めたのか、どんな機材を使ったかなど、数回に分けてざっくばらんに書いていきたいと思います。※サワダがエンジニアとして参加しました。※学園祭学園というバンドについては特に説明しないので、おのおので調べてみてね!
Rec2日目
Rec1日目から数日後、別スタジオにてパーカッション録りを行いました。早速セッティング表を見てみましょう。
今回のスタジオは録音機材のレンタルをほぼやっていないところだったので、持ち込みがほとんどでした。茨城から車で運んだのですが、東京で制作進行の仕事をしていた時によく走っていた道を久しぶりに通ったので、なんだかひとりノスタルジーでございました。死ぬな!制作進行!
話が逸れました。持ち込み機材の紹介でもしましょう。まずはマイク。スタジオレンタルのSHURE SM57、ド定番ですね。市川君持ち込みのFOSTEX MC10ST、お安くステレオで揃えられる上、音も上々です。サワダ持ち込みのCAD M179、AKG C414ライクな音とのことで今回のために手に入れてみました。次にマイクプリ。サワダ持ち込みのDrawmer 1960、定番と言って良いマイクプリのひとつです。大学生の頃から憧れていた機材で、最近中古で手に入れました(大学生の頃読んだサンレコに、中村一義が宅録する時に使っていたという記事を読んでからずっと欲しかった機材なのです)。あとはサワダ持ち込みのFireface 800を、A/IF兼マイクプリとして使用しました。また、シェイカーとタンバリンの録音時は、1960とA/IFの間に以前の記事で紹介したニーブくんを挟んでいました。
今回録るパーカスは、コンガ、シェイカー、タンバリン、ウィンドチャイムです。コンガ以外は小物だったので、セッティングが大変なコンガから準備していきました。ただ録った順番としては、曲中ほぼずっと鳴っているシェイカーからだったと思います。
こんな感じにマイクを立てまくりました。というのも、フェスタはコンガもけっこうな頻度で鳴っており、ミックス時に調整の選択肢を増やすためマイクを立てまくったわけです。わたくし少ないマイクで良い音を録るのがかっこいいと思っている手前、お恥ずかしいセッティングだと自負しておりますよ!オンマイクにSM57×2本とM179、オフマイクにMC10STを立てています。
では、まずはシェイカーの録音です。最初に阿部君持参のいろいろなシェイカーを試し録りしていき、どれを使うか選んでいきました。決定後、つつがなく録音していきました。(後日、グルーブがちょっと違うということになり録り直すことになるのですが、、、)僕はシェイカーをずっと一定に演奏しようとすると気がおかしくなりそうになるので、毎回シェイカーを録音する度に阿部君の精神力の強さに驚嘆してしまいます。シェイカー、難しいよー!
続いてコンガ。こちらもつつがなく録音していきました。
続いてタンバリン。シェイカー同様、いろいろなタンバリンを試しました。こちらもつつがなく録音していきました。
続いてウィンドチャイム。つつが以下略。
パーカッション録り、終了!!
時間が余ったので、ボーカル録り用のマイクを選ぶために、青木君に仮ボーカルを3種類のマイクで録っておきました。先述のM179の他、Oktava MK-319とM-AUDIO Novaの3種類です。仮ボーカルも録り終わり、これで全日程終了となりました。
次回、Rec3日目+自宅エレキRec編に続く!
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