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2021年2月の記事一覧
「逃げ腰の群像劇」について
昨年の5月つまりコロナ禍になってしまってしばらくした頃に書いた曲。もやもやした気分が存分に含まれていたり、それを吹き飛ばしたかったりで書きました。人それぞれいろいろあるけど、まあ仲良くやろうやみたいな気持ちでした。
タイトルは最初単純に「アイイレナイ」とかにしようかなと思ってたのだけど、この曲の情けなくも突き進みたい感じが「群像劇」に思えて、自分にはどんな群像劇があったかなぁと思い返すとたいてい
じきに日々に疲れるぞ
落ちてくばかりだ
かなりのハイスピードで
ごまかしたツケ支払いあって
釣りが出てこない
そうしたらどうか
仲良くしてくれないかい?
そらゆけ、そらゆけ
たまに泣くが。頭痛くても
ホラ吹け、嘘をつくな
どうしても
相容れないばかりさ
飛び出せ、飛び出せ
肩を持つな、弱気でいいから
気を抜け、意地をはるな
どうしたら
相容れない奴らとシーユー
でないと今にやられるぞ
さら
「1983」について
サワダがやっているバンドhumandogの代表曲(自分で代表曲と言ってみる)。同タイトルのアルバムに収録。ライブでもよく演奏してきた曲なので思い出深いです。自分の中でとても大切な一曲になっていて、こんな曲が書けたからもういつ音楽やれなくなってもまあいいかなとさえ思っていました(まだ懲りずに続けているが)。
ただ当時どうやって書き上げたのかよく覚えていません。気がついたらできてたみたいな気持ちで今
「アコギな夜 オンライン」に応援メニューというものがあることをご存知か?
明日、2月23日「アコギな夜 オンライン」という生配信ライブがあります。僕も出演する予定なのですが、
聞くところによると、こちらのイベントをひいてはライブハウス「あさがやドラム」さんを応援するための「応援メニュー」という画期的なシステム、いや課金的なシステムがどうやら存在するらしいと聞き及びまして。それはどこにあるんだ?と、なかなか見つからないぞと。もしかしておおっぴらに宣伝してはいけないアング
同郷の友
どこにいるのか
東京の人はみんな
早起きして早歩き
くたびれたよ
相変わらず
思い出すためのきっかけは増えていくよ
これからはもう
僕の涙腺は弱くなる一方なんだ
初めから決まってたことだ
そうしたらやがて丸くなって
好きなものが増えてくんだ
悲しいが素敵なことだね
あの女の子はどこへ消えたか
ゆく河の流れは絶えることなく
また夏が来て
ドクターペッパーの味は不思議ね
思い出すき
「Shave me!!」について
サワダのアルバム「TROLL」に収録。実家に戻ってから最初に宅録した曲な気がする。「そのキれたカミソリ」と歌ってるのに、SEとして使ってるのは電気シェーバーだったりする。自分はずっとカミソリを使ってるので、父の電気シェーバーを借りてSEを録ったのを覚えています。
自分は大学生頃から髭が濃くて、剃ると青くなってしまうのがコンプレックスだったりします。だから、もうどうせなら髭の似合うおっさんに早くな
髭が濃いぞ今日も青ざめて行くのさ
髭が濃いぞ半ば諦めているのさ
髭が濃いぞ年中 悩まされるのさ
だからほんというと中性的な顔立ちに!
でもねほんといっそ
旧石器時代のアイドルに!
なりたいもんだよ
Shave me!! 僕を救ってよ
Shave me!! そのキれたカミソリで
Shave me!! 誰か救ってよ
そのうち 綺麗なお顔にキズがつくぜ
髭が濃いそ
「すべて女の子」について
humandogを組んでから始めて完成させたオリジナル曲です。なので思い出深い。バンドでやると7分もあるとても長い曲です。学園祭学園、ブラボーカフェとのスプリットシングル「学園祭学園のしおり」に収録。
この曲を書いたのは、とあるバンドのライブを観たことがきっかけでした。大学生の時にhumandogベースのミツベ君に連れられ、新宿LOFTへミツベ君の知り合いのバンドを観に行きました。そのバンドは白
地下室のスピーカーが
彼女を熱くする
恋心に埋もれた夜に
彼女は歌うたう
地下室のアンプリファーが
彼女を綺麗にする
地下室のアンプリファーが
彼女を裸にする
ベースラインを上手になぞる女の子
ベースラインに体を寄せる女の子
女の子は全部忘れちゃう
知らんぷりで歌うたって
女の子は全部忘れちゃうんだ
自分の名前も彼の口癖も
地下室でうたう彼に恋をする女の子
彼女は恋をする
新しい恋をする
「恋する音楽」について
humandogのシングル曲。バンド編成だと基本的にギターはEとAを弾いていればなんとかなるのですが、弾き語りとなるとベース音のことも考えて弾かなくてはいけないので少し大変です。
この曲はバンドを始めてしばらく経った頃、自分が感じたことをそのまま歌詞にして書き上げました。深夜に一人で音楽を聴いていたときにとある楽曲に心から感動してしまったことがあって、その感動した気持ちを残しておきたいなと思って
打ち明け話をしたいよ
朝はそこまでやってきてるし
第六感が言っている
恋する音楽の時間だ
君はどう?僕はする
恋する音楽の時間だ
そうやって音楽と僕らは恋をして
夜更かしの最中に出会って泣いたりする
コーラが飲みたくなって飛び出したんだ
マンホールの隙間から生活の音がする
恋する音楽の時間だ
恋する音楽は異端だ
そうやって音楽と僕らはつながっていて
夜更かしの最中に思い出して胸が痛むよ
「ニッカポッカ」について
2005年くらいに書いた曲なので、けっこう古い曲です。とある日の夕暮れ時、通りかかった工事現場で、夕日に照らされながらニッカポッカを履いて働くお兄さんたちがとてもカッコよく見えました。というのは今思いついた嘘で、どういうきっかけで書いた曲なのか全く覚えていません。たぶん夕日が綺麗だったのかな(適当)。
最初、曲名を「燃ゆる日」にしようかと思っていたのですが、なんとなく「ニッカポッカ」という言葉を
あぁそうか 階段を降りてゆく
そうかここは どうしようもない街
あぁそうか 地下鉄に乗り込んで
あぁここは 席がひとつ空いているのに
誰も知らんふり
間違い探しをするようにそれを見ていたんだ
足りないピースはこの街じゃありふれている
東京 おやすみ
今日の雨は優しいぜ
東京 おかえり
今日の夢は何を見る
なら座る。
頼りない体だが
隙間埋めるくらいにはなんだろ
向かい