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チームラボの異世界空間で新会社のパーパスを具体化してみたら組織にとって重要な要素が見つかった話
こんにちは!経営コンサルタントの新米秘書です。今日は、私たちがプロジェクト究で行った少し変わったオフサイトについてシェアします。
今回、メインコンテンツに「チームラボに行って、パーパスの解像度を高める」ということを取り入れてみました!それがすごく良かったので、どう良かったのかシェアしたいと思います。
プロジェクト究の取り組み、パーパスの重要性については別記事で詳しく記載していますので、下記記事をご覧ください。
「ボーダレス」:新組織とチームラボのコンセプトが偶然一致
オフサイトでチームラボに行くことを決めた背景ですが、実はもともと遊びで訪れたチームラボで、「ボーダレス」というコンセプトに出会いました。「これって、私たちが今まさに創ろうとしている組織そのものだ!」と驚きました!
私たちは「自由研究型組織」という新しい組織を作り上げる挑戦をしています。その核心には、境界にとらわれず、自由にさまよい、探究し、発見することで新たな価値を創造するというコンセプトがありました。まさにチームラボの「ボーダレス」の考え方と一致していたのです!
なので、クライアントの究さんも巻き込んでみんなでチームラボに「フィールドワーク」として訪れました。
チームラボのコンセプト
チームラボ ボーダレスはどんな場所?
チームラボ「ボーダレス」は、アートと観客が一体となる、まさに「境界のない」アート空間。デジタルアートが空間全体を覆い、観客はその中を自由に動き回ります。固定された枠や境界がないこの体験は、私たちにまったく新しい視点を与えてくれます。
チームラボの「ボーダレス」では、アート作品が壁や天井、そして私たちの周囲を超えて広がります。展示物に囲まれるだけでなく、展示と自分が一体化する体験ができるのです。
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プロジェクト究の自由研究型組織のコンセプト
私たちが目指している「自由研究型組織」も、まさにこの「ボーダレス」の精神を反映しています。従来のように、決まったルールやフレームに縛られることなく、メンバーが自分の興味や疑問に従い、自由にさまよい、探究し、新たな価値を見出す組織です。固定概念に囚われず、まったく新しい発見を生むことを目指しているのです。
例えば、これまでの働き方の「境界」を取り払うことが私たちの目標の一つです。「遊び」と「働く」、「オンライン」と「対面」など、従来のボーダーをなくしていくことで、もっと自由で創造的な組織を作ることを目指しています。
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パーパスの策定にチームラボを体験した2つの理由
なぜ私たちがチームラボを訪れて、パーパスの策定に役立てようと思ったのか?その理由は二つあります。
視覚的なインスピレーションを得るため
ビジュアルからインスピレーションを得ることで、頭だけでなく、五感などの感覚でも理解できるものを見つけようと考えました。アート体験を通じて得られる直感的な感覚は、パーパスやビジョンを言葉にするための重要なヒントを与えてくれます。「さまよう」ことの重要性を体感する
チームラボには地図がなく、かつ!展示は常に変化し続けます。それによって、どれだけ歩き回っても常に新しい景色が現れるので「あれ、ここはどこ?」「ここ、さっき来たっけ?あの部屋はどこだ?」と、2時間近くずっとさまよい続けます。ですが、さまよえばさまようほど、新しい発見や感動がたりました。「さまよう」=「新しい発見をするための必要なプロセス」ということを体験することが、チームラボを訪れた理由でした。
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このプロセスによって、私たちが目指す組織の未来像も、メンバー全員で共有できるほどクリアになっていきました。言葉にするのが難しかったものが、アート体験を通じて形となり、自然とチーム全体に広がっていったんです。
チームラボで見つけたパーパスの要素となる大事なキーワード
①パーパスは変化し続けるもの
チームラボの展示が常に変化し続けているように、私たちのパーパスもまた、固定されたものではなく、常に変化し続けるものだと感じました。組織も、進化し続けるためには変化を恐れず、柔軟に対応していく必要があるのです。
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②「さまよう」重要性
チームラボで最も大きな発見は、「さまようこと」の価値でした。ビジネスの世界では、効率や成果を追求しすぎて、遠回りや無駄な時間を避けがちです。しかし、私たちがチームラボで自由にさまよい、不確かな道を進んだからこそ、予期しない発見がいくつもありました。
ビジネスでも同じです。時には無駄だと思われる行動が、新たなアイデアや価値を生むことがあります。迷っている時間こそが、新たな視点をもたらす瞬間なのです。
パーパスは会議室で決まるものではない
私たちは今回のオフサイトで、パーパスを会議室で議論するのではなく、体験型フィールドワークを通じて見つけ出そうと決めました。言葉にしにくいものを、体験やビジュアルから感じ取ることで、より鮮明に具体化できる思っているからです。
チームラボでの体験を通じて、私たちのパーパスとビジョンの解像度がだいぶ高まりました。
今回の体験で得たインスピレーションは自由研究型組織を作り上げるうえで、とても重要なステップだったと振り返って思います。
また、アートという抽象的な世界に身を置くことで、言葉では表現できない感覚を直感的に理解し、それを言語化することができたのです。
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今回の記事では、私たちがチームラボで体験した「さまよう」ことの価値についてお話しました。次回は、具体的にどのような発見があったのか、そしてそれが私たちの組織作りにどのように影響を与えたのかについて、さらに深掘りしていきます。お楽しみに!