いつもと違った環境で会議してみたら予想外に成果が出た話
こんにちは!経営コンサルタントの新米秘書です。
今回は軽井沢でしたクライントとオフサイト合宿で「場」の価値を実感した話を共有します。
軽井沢の澄んだ空気、生い茂る木々、鳥のさえずり、流れる川の音。そんな大自然の環境の中で、私たちは1日10時間以上を2日間にわたり、みっちりと話し合いました。
今回、私は入社して初めてオフサイト合宿にクライアント社長と弊社メンバーで行ってみたのですが、正直最初は「場所を変えてもそんなに話す内容は変わらないんじゃ?」と思っていました。
ですが、実際やってみると、「オフサイトをする意味」を十分に感じられた合宿になりました。今回はそんなオフサイト合宿で感じたことをお話します。
今回のオフサイト合宿
そもそもオフサイト(off-site)とは、普段の職場から離れた場所という意味を指します。
今回のオフサイト合宿では、現在進めているプロジェクトについて、クライアント企業が5年後に目指す新たな組織(自由研究型企業)を作るための構想を練るのが目的でした。
現在進めているプロジェクト究、自由研究型組織の実現に向けた挑戦については下記記事を読んでください。
合宿では新組織のパーパス(企業の存在意義)、組織のありたい姿、戦略、制度について、プロジェクトを通じて解像度を高める時間を過ごしました。
自由研究型の組織では世の中にまだない新しいキャリアや働き方を作っていきます。それらを実現するにはどうしたら良いのか、そして、そんな組織にふさわしい理想オフィスはどのようなものかについて話し合い、結果的に、この合宿を通じて私たちは今後のビジョンを具体的に描くことができました。
軽井沢という場所がもたらしてくれた影響
創造的でクリエイティブなアイデアの発掘
自然に囲まれた環境や非日常的な場所での合宿は、日常の仕事のルーティンから解放され、集中力や創造力を高める効果があります。特に自然の中での合宿は、リラックスした状態で新しいアイデアや解決策を見つけやすいと言われています。今回の場合、新組織の未来を描くという正解がない問いに思考体力の限界まで考えつくすというハードな内容でしたが、この環境のおかげで期待以上のアウトプットを出すことができました。途中、自然の中で散歩しながら話す場面もありましたが、そんなリラックスしながら何気ない話の中で意外と重要なキーワードがでてきたりもします。
アイデアの発散と収束が高速回転
リフレッシュできる日常の業務から離れた環境だからか、時間的な制約や雑音が少なく、深い議論がスムーズに進んだと思います。非日常的な環境に身を置くだけでも刺激が生まれ、斬新なアイデアが次々と飛び出しました。行き詰まっていたところから、フックとなるアイデアが生まれ、現状打破につながる瞬間が何度もありました。
記憶に残る場所での議論
大切なことを話すとき、その内容は「場」の情景と一緒に記憶に残ります。初日は深夜の1時まで、新しい組織でやりたいことをワクワクしながら話しました。軽井沢の自然の中で焚き火を囲いながら考えた新しい組織のビジョンや展望は、組織が大きくなった時に「この場所から始まった」と思い出されるのだろうなと思っています。
今回感じた計り知れない「場」の価値
オフサイト合宿の効果
今回のオフサイト合宿では、リラックスした環境の中で集中して議論を行うことができ、その成果は非常に大きなものでした。
軽井沢の自然に囲まれた非日常的な環境が、私たちの創造力を引き出し、具体的な未来のビジョンを描く助けとなりました。場所が与える影響は驚異的で、相手の印象や話の内容、議論の結果にまで及ぶのだと実感できた合宿でした。先日、リアルとオンラインの会議についての記事をアップしましたが、やはりリアルの価値は高いなと体感しました。
場の設計の大切さ
オフサイトミーティングを取り入れることで、思わぬ収穫が得られることもあり、非日常的な環境が新しいアイデアを生み出し、現状を打破する糸口となることが期待できるものだと分かりました。
普段から、クライアントとのちょっとした会食やプライベートで大切な人と会う時など「場所選び」はものすごく重要なんだと思います。
誰にどんな話をするか、どんな印象を持ってもらいたいか、相手にもらった時間を最高のものにするにはどうするべきかを考え、最適な場所をあらゆる観点から決めようと思います。
合宿で話した詳細はまた後日レポートしますので、楽しみにしていてください。
また、弊社では勉強会やセミナーを定期的に実施していますので、興味ある方は下記記事も読んでください!