研修会社の取締役として歩んできた道 私は現在、仲間とともに立ち上げた研修会社の役員をしています。起業し、経営に携わってから約30年、夢中で走り続けてきました。これまでの仕事人生を振り返ると、新卒で商社に入社して人事部に配属になる、それから転職、起業に至るまで一貫して人材育成分野でキャリアを積んできました。人生の節目に何度か訪れた “planed happenstance”（計画された偶発性）で出会ったチャンスをつかみ、努力を重ねてきたという表現がしっくりくる気がしています。
Vol.2 B夫さん 61歳 男性（機械製造業役員） Q1. 現在、何をしていますか？どこでリタイアになりますか？ 機械製造業役員（DX推進）をしています。またオンライン大学のデータサイエンス学部を学んでいます。現在、私はどの時点でリタイアになるのかはまだ明確ではありません。今の会社を退職後は起業も考えています。 Q2. 特技や趣味は何ですか？ 特技や趣味といえるものがないことが現在の課題です。本当は山歩きを復活させたいし、旅行もしたいのですが、最近はどこにも行ってい
私たちは今、変化の波に包まれた時代を生きています。テクノロジーの進化、価値観の多様化、そして世代間のギャップが広がる中で、新しいコミュニケーションの形が求められています。そんな中で、60代とZ世代の交流を促進するコミュニティを立ち上げることになりました。 このシリーズでは、次世代と新たな価値創造を考える60代のネオシニアに焦点を当て、その生活や価値観、そしてZ世代との接点について深く掘り下げたインタビューをお届けします。彼らの豊かな経験と知識が、次世代の若者たちにどのような
企業や人事部門はミドル・シニア社員にどんなことを期待しているのだろう。弊社の顧客に調査したところ、以下のような結果が出ました。 圧倒的に多かったのが、後輩・若手育成ということがわかりました。 これまでの経験で培ってきたスキル、考えやマインドを伝えてほしいという思いがあるようです。 そのために高めてほしいスキルも、マネジメント、後輩指導、コーチングといったものが全体の76％を占めました。 組織の持続成長のためには若手の成長は欠かせないものであり、その育成をシニアが担当する
働くベテラン・シニア層は、定年前後の学び直しや働き方についてどのように考えている？ リスキリングが叫ばれていますが、当事者の皆様はどう考えているのでしょう？2016年に出版されたリンダ･グラットン、アンドリュー・スコット著 『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』では、下記のように生き方が変わってきていると指摘しています。 かつては、教育→仕事→余生といった比較的単純なライフステージの変化であったのが、一旦就職しても転職や起業、そして次の準備のために学び直して新
人生100年時代、職業人生50年、将来現役と言われるように、年齢を問わず働く時代となりました。一方、世の中の変化はすさまじく、求められる知識やスキル、考え方は大きく変化しており、その対応策として、今や国をあげて「リスキリング（学び直し）」に取り組もうとしています。 では、リスキリングとはどのようなことを指すのでしょうか？ 私たちは社会人としてキャリアをスタートさせてから、職場でのOJTや様々な研修を受講し、仕事で通用するスキルを身に着けてきました。これまでは職場内訓練だけで
こんにちは。ヒューマンラボのKです。 当社は、 「人と組織に働きがいを創造する」をパーパスに掲げ、一人ひとりがイキイキ働くための能力開発を支援している人材教育専門会社として1996年に設立、これまで1万人を超える企業の人材育成のお手伝いをしてまいりました。社会人としてキャリアに換算すると今年で27年目の大ベテランです。 これまで多くの取引先様、受講者様とお付き合いさせていただいた経験から業務以外で私たちが企業で活躍される方のお役に立てそうなことはないか、考えていました。そこ
