森と人を繋ぐ
あらゆる森林情報をデジタル化する
国土面積の7割が森林に覆われており森林資源の宝庫と言われてきた日本ですが、残念ながら木材輸入依存度がとても高く、林業がなかなか活性化しない国でもあります。
何故林業が振るわないのか、その原因の一つに、輸入木材の浸透により国内森林情報の更新や現代林業のサプライチェーンに必要な情報とその解析が出来ていないことなどが挙げられています。
精密林業計測株式会社(本社:長野県、創業:2017年、以下同社)は、「信州大学農学部森林計測・計画額研究室の森林資源情報解析技術を社会に生かす」ために創設されたそうです。同社ウェブサイトを拝見すると「あらゆる森林情報をデジタル化!森と人をつなぐ会社です」とあり、立木資源情報提供に始まり、防災や炭素固定、水源涵養など森林が持つ様々な機能に合わせた提案ほか、森林情報の新たな可能性をも探ってゆくそうです。
同社は、林野庁が中心となって推進している「スマート林業」への貢献も掲げており、同社創業の原点となった信州大学は、スマート林業コンソーシアムのコアメンバーの一法人でもあります。 産官学連携による林業のスマート化が進むと共に同社の益々の活躍と発展を祈念しています。(AS)
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