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その後の二男は・・

小学校のときに、発達障害のことを先生から言われることは一度もありませんでした。ただ、面倒見のよい先生とそうではない先生の差があっただけです。
その後、小学校から中学校へ進みましたが、状況に大きな変化はありませんでした。学校からの何らかのアドバイスとか助言とかも全くなかったです。
親として色々と考えました。中学3年になり様々な高校のオープンキャンパスへ行きました。普通科の高校ではなく、工業高校や通信制や単位制の高校など中心に、支援学校も選択肢のひとつと考えました。
たまたま、大阪市立西高校がオープンキャンパスをやるという情報を入手しました。この学校には情報科学科があり、二男が小学校のときから、私のパソコンで遊んでいた(プログラミング含む)が生かせるのでは、という期待を抱きつつ、私が一緒にオープンキャンパスに行きました。中学校の先生は、何の情報もアドバスもなかったです。最初からあてにはしてませんでしたが・・・。
オープンキャンパスでは、C言語で書かれたプログラムの一部が空欄にしてあり、それを穴埋めして、プログラムを完成させましょう。という課題でした。パソコンはひとりに1台割り当てされています。先生が課題内容の説明をはじめられたとき、息子のパソコンではモグラ叩きゲームが動いていました。そうです、その課題はモグラ叩きゲームのプログラムを完成させることだったのです。息子に小声で聞いたら、「これはCで書いてあるから、これぐらいわかる。」と言ってました。
ひと通り先生の説明が終わったとき、息子のパソコンでは、モグラの色や大きさ、スピードもすべて変わったものが動いていました。変数をすべて自分で変えてゲームをしていました。
このとき、「こいつにはこの高校しかないかな。」と思いました。しかし、合格できるレベルなのかが問題です。それから入試要項を検討しました。試験は英数国の3教科、うち数学に比重をかけた配点。内申書の方は理科に比重をかけて採点するとのこと。理科と数学と技術家庭しか関心のない息子には好都合でした。

中学校での進路懇談会で、この学校の話をこちらから提案し、最終的に大阪市立西高校情報科学科を受けることになり、結果合格しました。
先生はこの学科の存在すら知りませんでした。それに追い打ちをかけるように、合格した結果を見て「穴場ですね。」という言葉。人を馬鹿にするにもほどがある。
そして、このあとは・・・・


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