生暖かい 前にすすまない 空間のさわりに手をかけたところで また 一体となってしまった 黒い丸 いや、線か 自由にまわる あのあれが 遠くでつくる結わいのリズムを 離れてみていたい
橙の 心地がひたる所 みちみちた様子をもって 私のこころが言わんとしているそう 向かうところに向かいたい
雰囲気がものがたっている わたしはあなたと話がしたい わたしはウレシイ だいたいそうではないか 完全に カオ を認識するまでには、時間がかかる。 目が奥に潜ませている感覚を感じられることで わたしが思わないほどの完全理解の世界を知ることができる
突然に グータンヌーボをみはじめる すべてみた 課金もした 勉学も、掃除も、食事も 片手間でしかない リズムなのか 人なのか ムードなのか 埋めたいのか
あの石は 波みたい あの苔は 陸みたい 日本の庭って 海みたい 木が 並んでる 整備されたこの石の道 広くて 静かな道 左右の木々が おそろしい 木の頭 木の合間 落ち射る陽 ひとは届かない わずかに届かない 超大作だ 壊してくれるな やっとの思いで この広い道に糸を架けたのだから
今日もあたたかい。 頭頂部からこめかみ、首、肩、骨盤、脚。 疲労に満ち満ちた私の体につたう、このあたたかい水は、その流れを感じさせる。 ああ、脚をつたっているよ。 鼻にくるこの鉄のにおい。 水で薄まっても、あの色が白い浴槽に滲んでいく。 今日も一日よく生きた。