90切りを目指すゴルファー 2

さて、1Hのパー5でパーオンを逃すもグリーン手前から4打目。カップの近くまでうまく転がせばパーも十分狙える。
奥が高くなってるから手前でいい。落とし所は自分の足で歩いて距離感を具体的に把握する。
ルーティンに入ってリズムを意識しハンドファーストになるよう上から叩くよう体をしっかり回す素振りを二回繰り返す。
カツン。
しまった。思ったより低い弾道で狙った落とし所に強くバウンドしピンをかすめて2メートルほど奥まで行ってしまった。
アドレスが緩んでしまった。
どんなときでも下半身をドッシリ構えるのがショットの安定の条件。
なのにスウェーしてしまうなんて。もう少しクラブを短く持って左足体重を意識すればよかった。
これで4オン。
上からのラインになるから難しいがショートだけはダメだ。かと言って打ちすぎてオーバーしすぎるのも良くない。加減が難しいからピン奥はダメなんだ。
わかっていたのに。
仕方なくボールの後ろからラインを読む。ほとんどまっすぐだが若干フックする。ボール1個か半個か。
ここは弱めに打ってボール1個分右を狙う。
その方が安全だ。
フェイス面を狙った方向に向けてあとはラインの読みが合ってることを信じてストローク。
カツン。
トロトロと転がったボールは傾斜に引っ張られ思ったよりフックラインに引き込まれていく。
ああ。
カップの手前を左に曲がると30センチほどオーバーしたところで止まった。
タッチは悪くなかったが読みが甘かった。
タップインしてこれでボギー。
細かいミスを重ねてボギーか。
パー5はパーで上がりたかったが仕方ない。
2番ホールに向かった。


1H +1

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