「受け身」のマイケル・ダグラス、ベスト3(洋画)

1位 「危険な情事」(1987年 エイドリアン・ライン監督 マイケル・ダグラス グレン・クローズ)

「分別ある?」
「2人とも大人だし」
「私、まだ心が決まってないの」
 オシャレなヘアースタイルに白いスーツ。あの流し目、蕩けるような口説き文句。ゾクゾクする。これじゃ、大抵の男どもは、参っちゃうよね。
「据え膳食わぬは、男の恥」とやら。
 弁護士とはいえ、マイケルも男。わかるよなぁ。
グレン・クローズは、うまい役者さんだ。
 さあ、お楽しみの後、これからが地獄。遊びのつもりが、思いもかけない方向へ。加速する恐ろしさが、この映画の見せ場だ。
 鬼気迫るグレン・クローズの演技。素晴らしい。


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