「運命」を分けた瞬間、ベスト3(洋画)
2位 「バーレスク」(2010年 シェール、クリスティーナ-アンギラ主演)
歌手になりたくて、ロスへやって来たアリ(クリスティーナ-アンギラ)は、「バーレスク-クラブ」で、ウェイトレスとして働き始める。
ある日、バックダンサーが病欠。代わりにアリがステージに上がることになる。が、それに嫉妬したメンバーが、上演中マイクのスイッチを切って、彼女に意地悪をする。
慌てた経営者のテス(シェール)が、幕を下ろし収束を図ろうとする。その瞬間、なにを思ったか、突然アリが歌い出す。客も、支配人もなにが始まったのか分からない。
「待って!」
テスは、下ろしかけた幕にストップをかける。テスは、初めて聞くアリの歌唱力に驚いた。瞬時に客の反応を読み取る。
(いける) 「幕を上げて!」
この時だ、鳥肌が立つのは。
アリはパワフルに歌い続ける。客はびっくりして、声を上げる。拍手する。(なにこの歌声は!なにこの歌手はいったい誰?)
テスは、目の前のステージにダイヤを見つけた。
この日以降、アリのステージは大盛況。連日クラブは、満員。
長いこと努力はしているが、芽が出なくて、くさっているあなた。
成功も報酬も期待せず、ただ好きでせっせと物事に打ち込んでいる君。
幸運の女神は、すぐ後ろに立っているよ。
Fortune is always on the side of the industrious.
なんてことを、このシーンは教えてくれてるのかな。
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