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映画エッセー 「轟天号、出動!」
映画 「海底軍艦」(1963年)
僕は今でも、秘密基地とか、プラモデルの、大きなドリルの付いた戦車が好きだ。その両方を充たしてくれるのがこの映画に登場する「轟天号」である。
映画では、戦後になっても、孤島の秘密基地で、轟天号は密かに建造されていた。
ジュール・ヴェルヌの「海底2万マイル」のノーチラス号と外観は似ているが、陸海空を飛び回る轟天号には、機動性、破壊力においてかなわない。
轟天号が地中を先端のドリルを回転させて進み、海上から上空に飛び上がり、弾丸のように飛翔する勇姿には、シビれてしまう。
「本部へ連絡して下さい。海底軍艦は、ただいまよりムー帝国撃滅のため、出動します」(元日本海軍の艦長こと神宮寺、田﨑潤のセリフ)
ゴジラがヒットしているので、次は轟天号と対決させて欲しい。
艦長はもちろん、田﨑潤だ。(もう亡くなった?では、AIで生き返らせて下さい)