ツイート&ポスト 反応数ベスト10(前編)
※2020年度と2021度の2年間、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』のバックナンバーから厳選した100本の掲載文(コラム)を転載してきましたが、2022年度からは『ごかいの部屋』掲載文にかぎらず過去に書いた文章を毎月1~2本、時系列に転載することによって私の自称 “体験的不登校・ひきこもり論” の進展をたどりながら理解と対応の参考にしていただけるよう進めています(執筆時から年数が経っていることで修正する場合があります)。
※2022年度からは「原則として2年前までの文章を転載する」という方針で更新しており『ごかいの部屋』掲載文にかぎらず30年余り前の文章から選んで時系列に転載を進めてきました。そして現在はおもに2年前の文章を掲載しています。
※今月は、2022年までの間にX(旧Twitter)に投稿した短文のなかから、リツイートまたはリポスト(拡散)された数や「いいね」(お気に入り)ボタンが押された数、つまりリアクション(反応)数が多かった10本を、反応数が少ないほうから多いほうへカウントダウン方式で転載しました。前編が第10位~第6位、後編が第5位~第1位です。X(旧Twitter)をご存じない方にはわかりにくいでしょうが、10本の短文それぞれに言いたかったことはご理解いただけると思います。なお、転載にあたり各文章の先頭に付いている投稿日に続けて、投稿趣旨をカッコ内に記載しました(今月のカバー画像はXのカバー画像です)。
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第10位:2021年7月4日(ひきこもりのオンライン研修会に参加しての感想)
後藤さん* の「相談窓口での傷つき体験」という表現に共感。「相談すればいいのに」とよく言われるが、親御さんのなかには「相談したけど傷つけられた」「相談していても見通しが開けない」という理由で相談しなくなった方も少なくない。最初から相談したくない方は少ないはず。(丸) #社会福祉セミナー
*後藤さん:北上市で不登校・おとなひきこもりの支援活動をしている後藤誠子氏(「笑いのたねプロジェクト」代表)
第9位:2019年4月3日(ひきこもり実態調査に関する池上正樹氏の投稿を引用して)
40歳以上のひきこもり者数が多いもうひとつの要因は、行政機関や医療機関の相談窓口が家族の相談スキルを身に着けていないこと。僕は近年、数か所から依頼を受けて関係者対象研修会の講師をつとめたが、研修機会の不足は明らか。(丸)|“理解を深めるための研修によって人材を育成し”
引用元>masaki ikegami(2019年3月29日)
家族会『たびだち』105号「女性のひきこもり~社会に封じ込められた声」
KHJ全国ひきこもり家族会連合会が、内閣府の40歳以上ひきこもり実態調査に対する見解を出しました。 https://khj-h.com/statement/2762/
第8位:2016年3月5日(地元地域で教員と親の会が共催している不登校交流会に関連して)
不登校について「子どもから拒否される学校って?」と考えることができる先生方が中心になって開催している交流会。どの業界でも、対象者が来なくなったら「自分たちのどこを改善すべきか」って考える。「来ないほうが悪い」と被害者意識になることが当たり前の業界って、学校くらいなもの。(丸)
第7位:2019年9月7日(藤田孝典氏の投稿を引用してコメント)
きょう実施した不登校・ひきこもり講座「ヒュースタゼミナール」第3回補講でも話したように、支援を利用できないひきこもり者が多いことは、おもに支援側の問題。同様に、支援を受けて就職しても被害を受けたり退職したりする人がいるのに就労支援すればいいと考えている行政や支援側が大問題。(丸)
引用元>藤田孝典(2019年9月1日)
職場でのパワハラからひきこもりになり、ようやく若者サポートステーションに繋がった。しかし、そこでの就労支援を受けて再就職した先がブラック企業で、再度パワハラを受けるという事例も複数あり。日本の企業社会は地獄か牢獄か。
第6位:2020年11月24日(ひきこもりとゲーム依存の関連を久里浜医療センターの専門医が解説したテレビ番組への評)
ひきこもり状態のゲーム漬けは二次症状(ひきこもり状態が和らぐにつれて治まっていく)というのが僕の見解。その意味ではWHOの診断基準に当てはめて論じているこのドクターはひきこもり状態を誤解していると思う。ほら、だんだんひきこもり状態の話じゃなくなったでしょ。(丸)
#きょうの健康
<後編に続く>