プロローグ
2023年6月15日(木)
私は『卵巣がん』になった。
かかりつけの産婦人科に紹介状を
書いてもらった2日後。
予約していた大学病院で
診察を受けてすぐ医師から告げられた。
「最低でもステージIII…
状況によってはステージIVの可能性が
あります。早めの手術が必要です。」
それから、月日は経過して
2025年1月17日(金)
『卵巣がん』で「ステージ4b」の
私は自宅療養しながら毎日を
わりと穏やかに平和に過ごしている。
寝たきりという訳でもなく
普通に朝になったら起きて食事をして
いつものように洗濯や掃除をする。
元気な時は、散歩したり運動したりして
たまのご褒美でお酒を嗜む。
そして夜には1日生きられた事に感謝して
その日を終え、また朝を迎える。
ここでは、私がこの1年半で経験してきた
がん治療などのアレコレを
自身の「備忘録」代わりとして
文字にしてまとめておこうと思う。
同じ『卵巣がん』の方や
他のがんサバイバーの方々にとって
何かしらプラスになればと思う。