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機内で快眠を得る


旅の記録は終わりましたが、体力が落ちてきているアラ還のわたしが、慣れない旅先で体調を崩すことなく過ごせたのはなぜだろう?と、考えてみました。
もちろん、ゆる~いプランだったこともありますが、それよりも睡眠がしっかりとれたことが大きかったように思います。機内でもホテルでも、本当によく眠れました(笑)

行くときの飛行機の中ではとにかく寝たい。
「行きの飛行機の中でどれだけ眠れるかが旅の良し悪しを決める」と言えば大げさですが、若くない身にはそれくらい大切です。

のののん個人的な感想と考察を書き残しておきたいと思います。
(フルフラットになるシートのクラスを選べたらそれが一番ですが、たぶん次もエコノミーだろうなあ)

夜のフライトを選ぶ


10時間を超えるロングフライトは、今回で4回目でした。1回目は夜、2回目と3回目は昼、そして今回は夜でした。
2回目と3回目は、「あと〇時間もある」「やっと半分きた」・・・と、とにかく長かった!隣の席の同行者と喋ったりガイドブックを見たり(2、3回目はもう目の前にモニターはあったので映画を見ることも可能だったはずだけど、見た記憶がない)してても、長く長く感じたことを覚えています。ちょっと眠っても1時間くらいで目が覚めていました。

ところが今回の往路は、仁川(0時15分発)からイスタンブール(6時ごろ着)まで、約12時間のフライトだったのに、食事以外はほぼ寝て過ごせました。もちろん途中で目が覚めることはありましたが、外はずーっと夜!まだ起きなくていい、いくらでも寝られて幸せ~という感覚でした。その時に、ずっとずっと昔、初めてのロングフライトを経験したときに「ずっと夜だから延々と寝られるね」と友達と笑って話したことを思い出しました。


今回、復路はCDG(18時30分発)から羽田への直行便でしたが、これもほぼ寝て過ごしました(疲労困憊?)

そこまでの長時間でなくても、7時間くらいのフライトでも、やはり夜はいつも寝ることができます。深夜発で、食事を待たずに寝てしまったこともあります。

夜になると寝るものだ、という習慣が身についているおかげかな(笑)

※太平洋を渡ってカナダに行った時も、延々と夜ではなかったけど寝ていた事を今思い出しました。

お酒は控えめに


これはよく言われることですが、その通りです。
夜便だとよく眠れると、先ほど述べたばかりですが、それができなかったことが一度だけあります。
陽気なCAさんに勧められ(CAさんは悪くない)、出発の高揚感もあってワインをおかわりして飲んでいたら・・・とんでもなく酔いました。もどしこそしませんでしたが、気持ちが悪くて寝るどころではありませんでした。
その時は、現地に早朝到着したのですが、同行者は朝食をおいしそうに食べているのに、わたしは水しか飲めなかったように記憶しています。その状態で船に乗ったら、もう本当に地獄でした。

今回はビール1缶。

とりあえず目を閉じる

これは普段からやっていることです。

子どもが幼少の頃。ベッドに入ってからしばらくたっても「眠れん」と怒ったような困ったような顔で訴えてくることがよくありました。
そんな時に夫がよく言ってたこと。
「眠れなくても目を閉じていたら寝たことにしておいてやる」
そうすると安心するのか、いつの間にか眠っているのです。
目を休めるだけで、ずいぶんとリラックスできるのだと感じています。
(今回は機内で「とりあえず目を閉じる」をしたら、秒で寝落ちしました。)

機内コンテンツを楽しむとか、見たい映画やドラマをタブレットに入れておいて・・とか、わたしには無理なのかもしれません。

アイマスクは必要です。ただ、緩いと下がるし、きついと目が圧迫されて違和感があって、締め付け具合が難しくありませんか?
今回はめぐリズムアイマスクをつけっぱなしでした。私の顔とのフィット感がよく、暖かくなくなっても前の席のライトの光を遮ってくれました。

視神経の疲れから頭痛を引き起こすことがよくあるので、目はしっかり休めておくように気をつけています。

足のむくみを防ぐ


着圧ソックスは今回初めてはきましたが、やはりいいですね。
あまり強力なものは着脱が大変なので、少し引き締め効果のある500円くらいの安いハイソックスでしたが、十分に効果があったと感じました。

フットレストはなくても、足元に置いた荷物の上に足をのせたり、体育座り(この言い方、地方によって違うようですね)をしたりすれば、なくても困りませんでした。行儀が悪いと言われたら、まあそうだけど。

頭を固定する


最近の飛行機のシートにある、あの可動式のヘッドレスト(というのかな)、最高です!
以前はネックピローがないと、首が痛くなったり、知らない人にもたれかかりそうになったりしていました。でも、その心配が消えました。
シートを少し倒したら、頭が前に倒れこむこともないので、次からはネックピローは持って行かないかなあ。

耳栓やノイズキャンセリングイヤホン


必要ありませんでした。
飛行機のエンジン音?あれは気にならないんです。

それに、機内で大声で喋る人がいなくて静かだったのはラッキーでした。

もうずいぶん前のこと、短時間のフライトだったけれども我が子が泣き出して、抱っこして必死で泣き止ませた経験があるので、赤ちゃん連れの人の苦労はわかります。周囲の目が気になるし、めちゃくちゃ焦る!!
(でも、たしかに安眠の妨げにはなるのよね・・・「あの時怒らずにいてくれた人、ありがとう」と思っています)
人の声が気になる場合は耳栓やノイズキャンセリングイヤホンが役立つのかなあ。


乗り継ぎの時間に余裕をもつ



到着地が最終目的地なら問題ないのですが、飛行機や鉄道の乗り継ぎがある場合です。
接続時間がぎりぎりだと心配で心穏やかに過ごす事が出来ません。
MCT(最低乗り継ぎ時間)プラス1時間くらいは欲しいかなあ。


と、思いつくまま書いてきました。

出発前は、旅先で眠れないという知人からいろいろ教えてもらっていましたが、結果的には「よく寝たー」だったので、知人からは羨ましがられました。

睡眠大事よね💤







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