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太極拳☆李自力老師の講習会

~李自力老師の42式太極剣の講習会~

講習会が始まると、李自力老師が、
「太極拳は、いつでも、どこでも、できる。」
「楽しい太極拳を目指している。」
と笑顔で話された。
講習会は終始、笑いに包まれ、和やかな雰囲気だった。

最初の1時間ぐらい、柔軟体操を行った。
手首だけでなく、
組んだ手を上下に回して、手の指も伸ばした。
膝裏は時間をかけて、少し痛いくらいだった。

伸ばす理由や効果、
注意点などの説明があり、わかりやすかった。
太極拳のためだけでなく、
転倒予防にも、ストレッチを続けようと思った。

その後、基本功で重心移動の練習をした。
先に足を出すと、バランスを崩してふらつくので、
股関節を緩め、回してから、足を出す。
下がる時も、しっかり足を着いてから、移動する。

姿勢は高くていいので、
きちんと重心移動することが大切である。
低い姿勢は、太ももの筋力がつけば、できるらしい。

日頃、教室でも重心移動は練習しているけど、
足がガクッとなって、バランスを崩しやすい。
姿勢も高いけど、無理せず、続けようと思った。

少し休憩した後、いよいよ剣を持った。
初めは右手で軽く握り、手首を緩めて上下に動かす。
剣を腰の位置に添えてから、踏み出す。
剣先をしっかりと相手に向けると、相手は後ずさる。
これをペアになって練習した。

剣を振り下ろす時、腕を伸ばしたままではなく、
肩から肘、手首の順で緩める。

剣は人差し指の延長と考える。
人差し指で剣を回すようにして、
“進歩絞剣”の絞剣を練習した。
難しくて、うまくできなかったけど、
少しコツがわかった。

午後は、42式の套路に入った。
参加者のほとんどが経験者のようである。

通しで行った後、
形は皆、ほぼできているけど、
方向をしっかり考えて、目線も剣と合わせるように。
定式の間の動作もすべて大事だけど、
まずは、定式をしっかり覚えるようにと、老師談。

定式を一つずつ説明する中で、
元になる呉式、孫式などの伝統拳の特徴に触れた。
相手のどのような攻撃を防いでいるのか、
実際に剣を合わせて、剣の位置や刃の向きなどを確認した。
剣は10年、刀は5年。両刃を習得するのは難しいなど。
いろいろと興味深い話が聞けて、楽しかった。
また、機会があれば、参加したいと思う。
















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