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オンラインナースの必要性
はじめに
オンラインナース。
聞き馴染みがない人が多いと思う。
市場ではほぼ皆無に等しい言葉、でもどこか夢がある気がする。
それは看護師がオンラインとは真逆の位置にある職業だと思う人が多いからではないか。
この記事ではオンラインナースが何故必要なのかをつらつらと書いていこうと思う。
オンラインナースの定義
オンラインナースとは何か。
一言で言うと「PCやスマホひとつで働く看護師」のことだ。
少し話が変わって。
看護業界はさまざまな問題を抱えている。
看護業界が抱える問題を整理してまとめてみた。
【長く続く問題】
お局様文化
人手不足
離職率が高い
現場ありきのワークスタイル
夜勤ありきの生活基盤
【最近の問題】
物価高
少子高齢化
何故オンラインナースが必要なのか
先に挙げた問題からも分かるように、
看護師を取り巻く環境には、大きなものから小さなものまで、ありとあらゆる問題が山積みになっていることが窺える。
この問題は古くから続く、ある種の「きしたりのような文化」が根強く関わっている。
また、変化を嫌い、悪き文化を未来の看護師に継承している人たちの存在も少なからず影響しているだろう。
この問題に苦しむ看護師はたくさんいる。
だからと言って、これらの問題は簡単には変えられない。
解決策と言っていいかわからないが、自分で「選択肢」を増やして、変わっていくしかないのかもしれない。
あくまで選択肢のひとつ
最初に言っておくが、オンラインナースはあくまで選択肢の一つに過ぎない。
これはどういうことかと言うと、収入源をオンラインナース1つに絞って働く働き方は、端から目指さない方がいいということだ。
例えて言うと、派遣やパートで週2,3日今まで通り看護師として働く。
そしてオンラインナースとしても働き収入を得る。
こんな感じの働き方が理想的だと思う。
今時の言葉でいうところの「ダブルワーク」、「パラレルワーク」に近いのかもしれない。
目的はストレスを減らすこと
オンラインナースという働き方はあくまで「手段」に過ぎない。
目的な人それぞれあると思うが、主なものはストレスを減らすことだ。
看護師は常に多くのストレスと闘いながら働いている。
そのストレスから解放されようとすると、仕事を休職するか、辞めるしかない。しかしオンラインで働く選択肢を持っていると、「少し休みたいな」と思った時に休むことができる。
この「選択肢」を持っているかいないかで精神的な余裕は全然違う。
逆をいうと「いつでも辞められる」いわば切り札のようなカードを持ってると強い。
本当に実現できるのか
では実際問題、オンラインナースという働き方は実現できるのか。
答えは「人それぞれの頑張り次第」と言ったところだろうか。
詳細はまた別の記事で書いていこうと思うが、努力次第で看護師という職業を活かして、オンラインで働くことは可能だと思う。
少し噛み砕いて話すと、看護師の仕事は保助看法の定義的な言い方をすると、「診療の補助」と「療養上の世話」が仕事の主な業務になる。
しかし少し身を引いて考えてみて欲しい。
下記に挙げる業務は「診療の補助」と「療養上の世話」に入るだろうか?
・看護研究
・委員会活動
・勉強会
・病棟会の準備
これらは明らかに2つに入らない。
そして、この「診療の補助」と「療養上の世話」に入らない業務を上手く切り分けて考えてみると、オンラインナースとしての働き方のヒントになるのではないか。
具体的な働き方
筆者が考えるオンラインナースとしての具体的な働き方を具体的に紹介してみる。
ココナラで「健康相談」を出品してみる
ブログで健康や医療についての記事を執筆してみる
クラウドワークスで看護師向けの記事を書いてみる
医療に特化したオンライン秘書をやってみる
勉強会資料を物販として売ってみる
こんな感じだろうか。
これはまだまだほんの一部だ。
(詳細はまた別の記事でこれから書いていく予定)
こんなふうに、よくよく考えるとオンラインでできる看護師の業務はたくさんある。それらを切り分けてオンラインで請け負う。そして仕組みを作りコミュニティを運営していくことで、オンラインナースの実現が机上の空論ではなくなってくると思う。
今後の展望
オンラインナースはまだまだ発展途上である。
行方知らず。
ここでは書ききれない構想もたくさんある。
そして今時点で考えているオンラインナースの展望についていくつか書き留める。
オンラインとオフラインの整備
まずは看護師の業務を徹底的に分析して切り分けて、
オフラインとオンラインの業務に分別していく。
そしてオンラインでできる業務を具体的にPCやスマホだけでどう実現していくかを試行錯誤して検証していく。
潜在看護師を支えるコミュニティの整備
まだふわっとした構想だが、オンラインナースは潜在看護師との親和性が高い気がする。よくよくは潜在看護師のコミュニティのようなものを作って、オンラインナースとしての働き方に弾みを付けていきたい。詳細はまた別の記事で書こうと思う。
身を持って体現していくこと
オンラインナースについて発信していくからには、
自分が「オンラインナース1号」として、身を持って体現して未来のオンラインナースが増えていくように活動していきたい。
おわりに
ここまで読んで下さりありがとうございます。
拙い文章ではありますが、ここまで読んでくれてありがたいです。もしよければまた次の記事も読んでいただいて、オンラインナース実現に向けてご支援いただけると幸いです。
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