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070206 読書記録 日暮らし
「日暮らし」上・中・下 宮部みゆき 講談社文庫
「ぼんくら」の続編。
「日暮らし」を読むなら「ぼんくら」を先に読んだ方が絶対に楽しめる。
上巻は4つの短編。
「ぼんくら」のようにこれが最終的には関連してくるのかなと予想しながら、「ぼんくら」でおなじみの登場人物のその後を読み進める。
ここでは葵が登場し活躍。「ぼんくら」読者には、これが葵かとたまらない。
すると、中巻で一気に長編小説へ。
佐吉が人殺しの下手人としてあげられる。
上巻にも登場し、「ぼんくら」でも主要人物だった佐吉が下手人?
佐吉の無実を信じる平四郎が捜査を始める。
もちろん弓之助、おでこ(三太郎)も登場。相変わらずかわいらしく、賢い。
下巻では弓之助が大活躍。
途中、下手人は予測できたが、動機や謎解きの方法には舌を巻く。それにしても弓之助が賢すぎる!
シリーズ完結編となる「おまえさん」も楽しみだけど、これで最後かと思うと寂しい。
もう少し間を置いてから読もう。