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老眼を5年遅らせる眼鏡とは?
それは眼鏡を使っている方は、今使っている眼鏡のレンズをアシストレンズに変えることです。
このレンズをうまく使えるようになると、近くを見たときに目の疲れを感じるという老眼の初期症状を感じにくくなります。つまりこのレンズを使うことで自分が将来、老眼を自覚するのを5年遅らせることができるのです。
アシストレンズはレンズの下方に、「近く」をサポートする度数のゾーンを設けることで、近くを見るときの目の調節をサポートしてくれるレンズです。「近くを見る」時に使われる、目のピント調節をする毛様体筋の負担を軽減してくれるのです。近くを見るときに下目使いをして、レンズのアシスト部分を通してみることで、目の負担を減らしてくれます。そのためスマホや、パソコン作業などの近方作業の時に目の疲れが減ります。
そしてその目の使い方は遠近両用や中近両用の累進レンズの眼鏡の使い方と同じです。そのため老眼が進行してきた時に、それらのレンズに切り替えてもすぐに使いこなせるようになるのです。
目安としては、スマホをよく見たり、パソコン操作などが多い人は、35歳になったらこちらのレンズに切り替えるといいと思います。ちょっと目線を下にすると近くが楽に見えるという、累進レンズの特性に早い段階から慣れておくことは、老眼を5年遅らせるだけでなく、将来老眼の不便を感じたとき、スムーズに遠近両用や中近両用という累進レンズが入った眼鏡を使いこなせるという先のメリットもあるのです。