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WHOの虫歯予防ランキング!

「歯ブラシでこすること」が虫歯予防になるとと思っていませんか?
磨き方がヘタだから、上手く磨けない自分がダメなんだ…

いえいえ!皆さん知らないだけです。
何が虫歯の予防になるのかを。
歯磨きよりも虫歯予防に効果あることを知らないだけなんです。

WHOが奨める虫歯予防の順位を教えますね。
1位 水道水にフッ素を入れる
2位 フッ素洗口する・フッ素を塗布する
3位 虫歯になりやすい奥歯の溝を埋める
4位 砂糖の制限
5位 歯磨き(フッ素入りの歯磨剤使用が条件)

日本は水道水にフッ素は添加していない。
だから…2位のフッ素洗口とフッ素塗布をしましょう!

1.フッ素洗口
2015年にスイッチOTC化(医薬品から一般用に切り替えた=スイッチされたため、医療用医薬品と同成分のものが処方箋なしでドラッグストアで買える)されたので、わざわざ歯科医院に行かずにいつでも買いに行ける。

こちらは歯科医院で買えます
こっちは薬局で買えま~す


2.歯みがき粉をたっぷり付ける
2017年に歯みがき粉の中のフッ素濃度が1000ppmから1500ppmに引き上げられた。

歯みがき粉のフッ素濃度が高くなっても、付ける量が少なければ効果がない。

40年前の歯みがき粉だったら、付けても付けなくても良かっただろう。
なぜなら、日本はフッ素入りの歯みがき粉が普及していなかったから。たったの10%だったから。
しかし、2015年には91%の歯みがき粉の中にフッ素が入っている。

一般社団法人口腔保健協会
DMFTは虫歯になった歯の数を示します

歯科医院でフッ素を塗るメリット
それはズバリ「歯を乾燥させて塗れる」こと!

歯の表面に高濃度のフッ素を塗ると、歯は虫歯に強い結晶に変化する。
その濃度は9000ppm!
すごいでしょう✨

ただし「乾燥した歯の表面に一定時間確実に塗ること」が条件。
歯科医師と歯科衛生士のみできる予防処置だ。

歯石を取って研磨したタイミングでフッ素を塗った患者さんの歯は…なめらかでツルツル✨
舌で触ってもらうと「すごい!自分の歯じゃないみたい‼」と喜んでもらえる。

ふふふ…そうでしょう!そうでしょう!
患者さんはこれを体感をするとクセになって、リピートしたくなっちゃう。

フッ素を定期的に塗っている患者さんは、私のすることはほとんどない。
ツルツル、ツルツル~って、スケートリンクみたい✨

そして、定期的に処置して歯が徐々に固くなると、磨きやすいのを実感するようだ。

自分の歯も乾燥させて、フッ素を塗りたい
おくちの窓口、まいちゃんでした😃


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