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Photo by
sujaku1979
PERFECT DAYS
PERFECT DAYSをアマプラで鑑賞。
観終わったあとになんとも言えない穏やかな気持ちになる。
詳細は割愛するが、生きることの一つの完成形を見たような気がする。
自分の周辺で起きる出来事、時代や新しい波、知らない情報に右往左往しやすい。何かをしていないと落ち着かず、変化がないことに不安を感じてしまう人は多いのではないか。変化を求め、新しいことを始めてみたり、自分の意識の高さを猛烈に気にしてみたり。一方で、何か変化を起こす時には「これは自分で考えて自分で決めたことだ」と自分に言い聞かせて、「これが私の道」とわざわざ確認して、自分が流されていることから目を背けようとはしていないか。
今まであまり考えないようにしてきたことと向き合うことになる。そんな映画だった。
淡々と、簡単そうにこなされていくルーティンは美しく繊細で、愛おしくすらある。そこに至るまでに多くの感情の波やイベントがあり、一つずつ乗り越えた、あるいは受け流してきた結果があの生活なのだろう。だからこそ美しい結晶のように見えたのかもしれない。
だとすれば、あの境地に至るまでに多くの経験や困難を乗り越える必要がある。とはいっても大袈裟なものではなく、日々の善い出来事にも悪い出来事にも大きく取り乱すことなく、「いまはいま」という心を手に入れるための努力を積み重ねることが大切なのだろう。
学業、仕事、家庭の円満、一つ一つをいまの自分で噛み締めていきたい。
ともあれ、正月に親戚で集まった翌日から激しい下痢と嘔吐。
私の2025年は波乱の幕開けである。ちなみにおみくじは大吉でした。